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『十八史略に見る春秋戦国入門』を読み始めました!分かりやすくて面白い!

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波間丿乀斎(なみまへつぽつさい)という方が書いた『十八史略に見る春秋戦国入門』という電子書籍を読み始めました。

始皇帝の天下統一以前の中国史を通してザックリ知りたいと思っていたところなので飛びついちゃった次第。

まだ読み始めたところですけども、思った通りの書籍でGoodですよ、これ。

春秋戦国時代を通して知りたかった

中国史というと、『三国志』がやっぱりみんな知ってる部分で、その他は項羽と劉邦の楚漢戦争あたりがメジャーじゃないですか。

知識の源泉がゲームと小説なぼくもここはバッチリですよ。光栄さん司馬遼太郎先生ありがとう、みたいな。そして、楚漢戦争からちょっと前の始皇帝の天下統一後はまぁ色んな事件や人物も知ってる。

じゃあ、それ以前は?となるとこれがまぁボンヤリしています。

それ以前というといわゆる春秋戦国時代ですね。周があってから秦の天下統一までかな。ボンヤリしています。なんたって、500年くらいのスパンがあるので登場人物や戦争などがワンサカあるわけです。だからボンヤリしています。

陳舜臣先生の『小説十八史略』も読んだし、その他もろもろの本、それこそビジネス書とかも読みまくったんですけども(この影響で荀子が好きだったりする)、全然頭に入ってません。ていうか、時系列が全然わからない。そして、いつか通して勉強しないとあかんなーとか思ってるところへ最近テレビで『始皇帝 天下統一』なんて中国ドラマを見たりして春秋戦国時代知りたい熱が上がってきました。

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思えば、『孔子』やら『孫子の兵法』やらといった中国ドラマを見ていたときからその熱はジワジワと上がってたんですよね。

で、「よし!一旦ザックリと通して書いてある本を読もう!」と思って色々漁ってたんですけども何かシックリくる本がない…。

 

十八史略に見る春秋戦国入門

表紙にビビビ!

そんな風に軽く絶望を抱えていたある日、Xでたまたま見つけたヘツポツ斎さん。なんか十八史略を紐解いて春秋戦国時代を書いた本を出版するらしい。

「へー良さそう」なんて思いつつその表紙を見て、ビビっときましたね。

十八史略に見る春秋戦国入門 (波間出版)

人物がいっぱい!しかも、国ごとに横に並んで時代ごとに縦に並んでる!わかりやすい!これだ!てなもんです。

12月25日にリリースということですぐにKindleを予約しました。そして読み始めた次第です。

わかりやすさに感謝!

本当は全部読んでからレビュー的なものを書こうと思ってたんですけども、とりあえずみなさんに伝えたくて今これを書いてます。

とても分かりやすいです。マジで。最初の「1DAY春秋戦国」がもう秀逸。これは春秋戦国時代という長い時代を24時間に置き換えています。正に、ぼくが求めていたものですよ。通してザックリ知るには最高です。

しかもそれが、独特な視点で簡潔に書かれていて非常に読み易い。孔子のことを「残念なおじさん」と書いてるのには声を出して笑ってしまいました。

孔子と言えば魯でぱっとせず全国を放浪するもぱっとせず帰国して弟子が幾人か栄達したがやはりぱっとしなかったという、生涯だけでまとめてしまうと実に残念なおじさん

波間丿乀斎. 十八史略に見る春秋戦国入門 (波間出版) (p.13). Kindle 版.

確かに、確かに(笑)。

最後に

というわけで、『十八史略に見る春秋戦国入門』は面白いし分かりやすい、優れた入門書です。これで基礎を固めましょう。

春秋戦国時代を知りたいけど『キングダム』読むのも何かなぁ…という人とかにもいいんじゃないかなぁ。そんな人がいるのかどうか知りませんけど。