長男が埼玉西武ライオンズのファンになってから、どうもライオンズを中心にプロ野球を見るようになってしまいました。
それで、先日も仕事休みの日に試合をテレビ観戦していたのです。
ちょっと目を離してなんとなしに中継を聴いていたら、「7番ショート・うーねんちん」みたいなスタジアムアナウンスが聴こえてきたんです!
ウー・ネンティンだぁ!?
それで、「おいおいおいおいウーって外国人か台湾か!どこ補強しとんねんショート余って金子もあちこち守るようになってるのになんでショート補強しとんねん補強ポイントは中継ぎ投手と外野やろが!そりゃショートもうやけど!」と思っちゃったんですけど、調べてみたらドラフトで入団したルーキーだったんですね。
知らんかった。失礼しました。
改めて呉念庭(ウー・ネンティン)選手について
呉念庭選手は、台湾の台北市出身のプロ野球選手です。台湾出身ですが、日本の高校、大学に在籍したために外国人枠には入っていません。
岡山の共生高校出身で、卒業時には四国アイランドリーグPlusのドラフトで愛媛マンダリンパイレーツに指名されて入団合意までいたったものの、自身の都合でシーズン前に退団して第一工業大学に入学、2016年のドラフトで埼玉西武ライオンズに入団したそうです。
そして6月に二軍で大活躍し、イースタンの6月月間MVPとなり、一軍昇格したみたいですね。
大学時代は遠投110m、50m走5.8秒の記録の持ち主だそうで、これは期待のルーキーですぞ。
埼玉西武ライオンズのショートストップ
埼玉西武ライオンズのショートといえば、ずっと何と言うかパッとしないスポットでした。去年までは金子、鬼崎、永江、外崎各選手をとっかえひっかえ使ってましたよね。
そのうち金子選手はもうひとつの弱点スポットの外野や、ケガをしがちな中村選手のバックアップとしてサードを守ったりするようになりました。しかしショートは鬼崎選手が頑張っているものの、やっぱり日替わり感は否めません。
呉念庭選手は、そこへ現れた期待のルーキーってカンジでちょっと頼もしいですね。
今後に期待
ここまで一軍での出場はまだ数試合ですが、見たところバッティングはまだまだ粗削りながらセンスはありそうです。守備はスピード感があっていいですよ、なかなか。ええ、シロウト目っからですけどね。
しかし、持ち前の身体能力を発揮できるようになれば、結構早いウチからショートのレギュラーを獲っちゃいそうな雰囲気はあります。
この選手が1番ショートを打つようになれば、埼玉西武ライオンズの長年の悩みのタネが1つ減るってもんですね。
これから、注目していきたいと思います。