埼玉西武ライオンズの山川穂高選手の打棒が止まらない。
2018年4月29日現在の成績は打率.338で本塁打10本、29打点のOPSが1.305。このまま行けば65本塁打で188打点の勢いです。ヤバい。
超強力打線の4番
そんな山川選手、当然ながらライオンズの4番を打っています。
全体的に今のところライオンズ打線は好調、秋山選手と源田選手の1番2番が塁にいることが多く、打点を荒稼ぎ中です。得点圏打率.545ですからね。確か10本塁打中ソロホームランは3本だけだったと思いますから、そりゃ打点の新記録は余裕で届くペースですわ。
また、後ろを打つ森選手、外崎選手も絶好調で歩かされることが少ないし打ちやすい環境にいますよね。本塁打もドカドカ打てるわけです。
それにしても、山川選手の打つホームランは見ていて気持ちがいい。綺麗な放物線を描くアーチも、まっすぐスタンドまで飛んでいくライナーもあって、本当にザ・長距離砲ってカンジの打者になりました。中村選手やメヒア選手がいなくっても全然困らないわけです。
おそろしいおそろしい。
転機は2017年8月2日
元々、山川選手はその風貌や愛嬌ある顔などから「おかわり2世」と言われてたりしてました。よく言えばそうですけど、つまりはおかわり中村選手のスペア、後釜としてしか見られてなかったように思います。
しかし2017年8月2日、メットライフドームでの対楽天の試合が山川選手を変えました。山川選手が今のように活躍できるようになったのは、明らかにこの試合が転機となっています。
すなわち、山川選手はこの試合で5番で先発出場し、3打席連続ホームランを打ちました。
そして、山川選手はこの試合で完全に覚醒し、8月9月と打ちまくって2ヶ月連続で月間MVPを受賞したりして、78試合の出場で23本もホームランを打つことになりました。
そして2018年はそのまんまのペースで打ちまくってるという。
あの3打席連続ホームランは山川選手の運命を変えたといってもいいでしょう。ちなみに、ぼくは球場で直にその3打席連続ホームランを“目撃”しました。ラッキーだったなぁ。
メットライフドームに息子ら連れて野球観戦に行ってきた - コバろぐ
どこまで数字が伸びるのか
さぁ山川選手、今年はどこまで数字が伸びていくのでしょうか。特にホームランと打点は気になりますね。このままいけば65本、188打点とか言ってもこのままいくワケないですからね。
しかし、山川選手はそんなに好不調の波が激しい選手ではありませんから、そこまで数字を落とさないような気がします。なので、現時点では最低でも45本塁打130打点はクリアするかもなぁと思って見ています。
もちろん、希望は本塁打と打点の日本プロ野球記録更新です。61本塁打162打点は上げてほしい。そんなプロ野球ファンの夢を託すに十分な選手ですよ、山川穂高という選手は。
最後に
山川穂高という主砲が打てば打つほど埼玉西武ライオンズの優勝は近づいてきます。が、明らかにチームの弱点のリリーフ陣をカバーするだけ得点するしかないので負担は大きいと思います。
2018年、山川穂高選手はどれほどの記録を残すのか、それはシーズン終了時にわかります。
さて、そのときにこの記事をどのような気持ちで見返すことになるのか。頼みますよ、穂高くん。