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別冊宝島の歴史関連3冊を紹介!気軽に歴史が楽しめるムック!

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どうも!コバヤシです。

内容テンコもりの別冊宝島のムックの紹介を唐突にやっていきたいと思います。紹介するのは歴史に関する3冊です。

どれも「歴史」を難しく書かずに、読んで楽しめるように書いてあるので、歴史が苦手な方も安心して読めますよ。

 

よみがえる戦国武将伝説

よみがえる戦国武将伝説―男たちの生き様を感じとれ! (別冊宝島)

まずは『よみがえる戦国武将伝説』からいきましょう。

第一章「戦国伝説を創った男たち」では、戦国を題材にした小説、漫画、ゲームを創造した方たちのインタビューに基づいた記事です。『一夢庵風流記』の故隆慶一郎先生、『信長の野望』シリーズのコーエー(現コーエーテクモゲームス)、『あずみ』の小山ゆう先生、『下天は夢か』の津本陽先生、『島津奔る』の故池宮彰一郎先生それぞれがそれぞれの思いをもって作品を創りだしてるのがわかります。

オススメしたいのが第二章の「戦国時代にみる“よい婚礼、悪い婚礼”」。日野富子・千代・お市の方・五徳姫・旭姫・おね・淀殿について、彼女らが誰と結婚してどうなったか、どうしたかが書いてあり、その結果から彼女らの婚礼成功度のパーセンテージと、男からみた対処法が書いてあったりします。ハッキリ言ってしょーもないっちゃーしょーもないんだけど、自分とカミさんで置き換えて考えてみたら楽しいかも知れません。人によってはゾッとしちゃうかもね。

さらに上記のほか、戦国武将の各種列伝やら何やら、いろんなテーマでいろんなの内容のことが書いてあって飽きません。内容的に浅いっちゃ浅いんで、マニアな人には物足りないかも知れないけど、「あぁ戦国好きだなぁ。好きな武将のコトしか知らないけど。なんかチャチャッと情報集めれる本とかないかなぁ。専門書とかは頭痛くなっちゃうし。」とか言う人にはうってつけかも知れません。

ぼくは、忘れた頃にパラパラと見て楽しんでます。

 

よみがえる幕末伝説

よみがえる幕末伝説―「幕末」と「現代」の謎、いっきに解けた! (別冊宝島 (463))

さて、お次は『よみがえる幕末伝説』。

このシリーズは、やっぱりインタビュー記事が面白い。

新撰組の映画『御法度』を撮った大島渚監督、小説『会津士魂』の早乙女貢先生、大河ギャグ漫画『風雲児たち』のみなもと太郎先生、異色の“歴史経済小説”『大君の通貨』の佐藤雅美先生、と今回も個性的な面々にインタビューを敢行しています。

特にみなもと太郎はぼく的には嬉しいなんてもんじゃなかった。一部マニアな人にしか知られていない『風雲児たち』を、少しでもみんなが知る機会になればいいなぁと思いましたよ。ちなみに、『風雲児たち』については前に書きました。

 

dabunmaker.hatenablog.com

 

家の記事にも書いていますが、この漫画は江戸時代~幕末の流れを知るには教科書より役に立ちます(断言)。

こういったインタビュー記事のほか、手塚治虫先生の『陽だまりの樹』の解説や、各種雑学の記事、列伝などなど、読み応えは十分にあります。 幕末を知らない人には新しい発見のために、知ってる人には再確認のために、十分役に立つムックといえるでしょう。

 

よみがえる三国志伝説

よみがえる三国志伝説 (宝島社文庫)

 

ひとつだけ(といっても3種類しかありませんが)、ムック版の写真が用意できなかった『よみがえる三國志伝説』が最後を飾ります。

今回の目玉は、今回のっていうか今回も、目玉はインタビュー記事なのです。

例によって色んな人にインタビューしているのですが、なんと言っても目玉の中の目玉は、故横山光輝大先生なのです!

日本人にとって、『三国志』のスタンダードといえば、横山先生の漫画ではないでしょうか。

その横山先生がインタビューに答えてくれるのですよ、コレだけでも買う価値が出るくらいの勢いですよ。なんで漫画の初めの張飛があんなにデカいのかもわかるし必読です。

張飛の大きさのヒミツがわかるんですよ!読みたいでしょう。

そして北方謙三先生。北方版『三国志』は読みましたか。読むべきなのでまだの人は見るように。呂布の書き込みが秀逸ですよね。

また、NHKの人形劇『三国志』の人形を作った川本喜八郎先生やゲーム『三國志』シリーズのコーエー(現コーエーテクモゲームス)のインタビュー記事もあり。なんだかインタビューでお腹いっぱい。吉川英治先生のたぎる思いも垣間見れますし。

その他に戦争考古学事典や歴史紀行などネタ多数。

 

どれも軽く読めるのでイイ

いかがですか。興味が引かれるものはありましたか?

歴史だといっても肩肘張らずにゴロンと寝転んで読んだらいい内容ですので、是非一読あれ。

こういうところから歴史と接点を持ってくれる人が増えると嬉しいですね。歴史苦手という人も楽しめるムックだと思いますので。

 

ではまた。