シリーズ16作目にしてシブサワ・コウ40周年作品である『信長の野望・新生』、2021年3月に発表されてからなんの音沙汰もありませんでした。
しかし、ついに!
『東京ゲームショウ2021』で情報が公開されました!
2022年初頭発売予定で、「AIで躍動する武将たち」がコンセプトですって!
AIで武将が躍動!?どういうこと!?
AIで躍動する武将たち?よくわからん
最初、この「AIで躍動する武将たち」というのがよくわからなくって。公開されたプロモーションムービーを見て、まぁ武将たちがAIにより自分で考えて行動するんだろうなというのは分かったんですが。
これを見ると、どうやら武将たちは自分たちが思ってることをペチャクチャペチャクチャしゃべるみたいですね。まぁ、これはかなり楽しそうです。
しかし、いまいちピンとこない。
言うなれば、『太閤立志伝』の君主側をプレイヤーがやるということか。家臣たちが「俺これやりますわ」とか言ってくるのを「おう、やれ」とか「だめ、違う」とか言えばいいのかな。
そんな風に漠然と思ったわけです。
AIで躍動する武将たち!面白そう!
そうやって「AIで勝手に動く武将、それってどうなんだろうな」と思ってたところで、プロデューサーの小笠原賢一さんのインタビュー記事を見つけました。
そして、それを読むと「ここここれは!滅茶苦茶面白そう!ワクワク!」となったのです。
理解したことを大雑把に書きます。
大名勢力は郡の集合体という扱いで、武将たちはそれぞれの郡に所属しその郡の発展や一族の繁栄のために動く。攻撃目標の決定や外交、全体の政策などは大名であるプレイヤーがすることになるが、郡の運営は所属する武将たちで行われる。戦争になると武将たちは郡の城に集まり一部隊を結成する。いくつもの部隊が参加する大きな戦では評定がおこなわれ、それぞれの武将たちが自分たちの動きを報告、それが気に入らなければプレイヤーは大名として別の命令を与える。戦が始まると目の前の敵に対応して動く武将たちに対して、プレイヤーは戦場全体を俯瞰して的確な指示を与えていく。
………。
なんだそりゃ超面白そう!
要するに、常に武将たちとやりとりをして少しずつ勢力を拡大していくわけですね。プレイヤーはもう完全に戦国大名に成りきれますね、これは。武将たちが勝手に動くとプレイヤーとしてやることは減るかと思いましたが、リアルタイムで時間が流れる戦国の中で、常に大局を見据えて考え続けなければ天下統一はおぼつかなそうで、かなりやりがいがありそうじゃないですか。
もうワクワクが止まらない!
画像は公式サイトより。これらの画像を見るだけでもう早く遊びたい。
最後に
というわけで『信長の野望・新生』、楽しみで仕方がありません。
コーエーテクモが光栄だったことからほとんどの歴史シミュレーションを遊んできたぼくにとって『信長の野望』シリーズってハッキリ言っちゃうと「うん、今回も楽しませてくれるんだろうけど、まぁ、ね」とマンネリを感じ続けてきたのも事実。楽しみにしたけどもワクワクはしなかったような気がする。
しかし、今回は違う!
何でしょう、『戦国群雄伝』や『武将風雲録』の頃、初めて広告を『ログイン』で見たときのような感覚みたいな。かなりワクワクして早く遊びたくてムズムズしています。
さらなる続報を待ちましょう。