ウチのリアルブラックジャンガリアンのムクちゃんについては以前書きましたが。
実はウチにはまだ家族がいたんです。ハムスターのムクちゃんを紹介します - コバろぐ
このムクちゃんが、2017年5月30日、永眠いたしました。ちょうど2歳半くらいでした。ジャンガリアンの寿命は2年~2年半とか聞いたことがありますが、だとしたらほぼほぼ寿命だったんでしょうか。
訃報
昨日30日の夕方に、カミさんからLINEが入りました。
「ムクちゃんが死んじゃった…」
そのLINEには「うむ」としか返さなかったけど、なんか仕事が手につかなくなりました。2ヶ月くらい前から下半身があまり動かなくなっていて回し車に乗ることさえ出来なくなっていたので「そろそろだな」なんて漠然と思ってましたが、やっぱりちょっとキツかったです。
帰宅して亡骸を見ました。お菓子の箱にオガクズが敷き詰められていて、その中でムクちゃんは眠っていました。
指でそっと触ってみると冷たかった。
それで「あぁ、死んだんだ」とやっとハッキリわかったカンジです。娘の様子を聞くと、ずっとシクシクしていたらしい。亡骸は、「見られない」といって見てなかったそうです。一生懸命世話をしていましたからね、無理もない。
そして今朝、近所の公園に埋めにいきました。穴を掘ってオガクズを敷き詰めてその上にそっと置き、まわりにエサも入れときました。その間も娘は決してみようとはしなかった。家に入るとまたシクシクしてました。
「次の子、飼う?」なんて聞こうと思ってたんですけど、出来ませんでした。きっとすぐには無理でしょうね。
ムクちゃんとの出会い
クリスマスプレゼントに「サンタにハムスターをもらう」なんて娘が言ったのは小学4年生のとき。ぼくはサンタとして駆け回ってロボロフスキーハムスターを購入しました。しかしその子がすぐに死んでしまった。
クリスマスプレゼントがスグに亡くなってしまったのでそれもどうかと思い、娘の意思を確認したところ「やっぱり飼いたい」ということでした。なので一緒にペットショップへ見に行き、そこで出会ったのがムクちゃんです。
「どの子にしますか?」とショップの店員さんが言ったときになぜかジッと娘の顔を見ていたのがムクちゃんでした。「この子にする。私をずっと見てるから」娘はすぐに決めました。
あとで血統書みたいのがもらえたんですが、それを見ると生まれたところがぼくの実家の近く。ぼくも俄然親近感を覚えちゃいましたね。
娘との絆
そうしてムクちゃんとの生活が始まったのですが、これがものすごい人懐っこいそして元気。ジャンガリアンは人懐っこいほうですが、それにしても懐っこすぎでした。常にゲージの入口のところがガジガジかじって「出せーそして遊べー」と言って(るような気がして)ました。
以前の記事にも書きましたが、娘には絶対の信頼があったらしく、娘の手のひらに乗せると妙に大人しくなり、仰向けになってエサをモリモリ食べたりしてました。動画を再掲します。
これ、ぼくやカミさんや息子らがやろうと思っても絶対に出来ませんでした。すぐ脱走しようとしてレタスを食べるどころじゃない。
娘はホントに一生懸命お世話をしていました。ケージに入れるオガクズやエサなど、買ってあげると言っても自分のお小遣いから買ってました。だから、一番信頼してたんでしょうか。
部屋を散歩してても、娘が呼べばどこにいても走ってきました。ぼくらが読んでもシカトのクセに。
とにかく、娘とのコンビは最強でした。
後悔
そんなムクちゃんが、前述したようにここんところ下半身がダメになっちゃって毛の色も薄くなっちゃって、すっかりおばあちゃんだな、なんて思ってて。でもエサだけはモリモリ食べてたので「もうちょっと大丈夫かな」って思ってたんですけどね。
でももう先は長くないだろうから、もっと写真や動画を撮ろう、そして記事にして自慢しようと思ってたんですけど、その前に逝ってしまいました。
上記の記事でももっと撮って記事にするとか書いてたのに、ちょっと後悔です。
最後に
ムクちゃんとの楽しい生活は終わってしまいました。
特に娘にとっては初めて自分の責任で飼育した生き物ですから、いい経験になったと思います。ぼくもカミさんも息子たちも、楽しい時間を与えてもらいました。
ムクちゃん、我が家に来てくれて
ホントにありがとおおおおおお!
ここまで書いて、ムクちゃんはウチに来て幸せだっただろうか、とかフト思った。