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『ポケットモンスター』のソードとシールドを楽しみにしてる長男の一言に考えた「情報過多の時代にゲームをするということ」

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『ポケットモンスター ソード』、『ポケットモンスター シールド』発売!

2019年11月15日、ついに『ポケットモンスター ソード』と『ポケットモンスター シールド』が発売となりました。

ダウンロード版を買った方は既に楽しまれていることと思います。

ぼくはポケモンはちょっと世代が違うのでチョコチョコ遊ぶ程度ですが、ウチの長男は幼いころからポケモンで遊び続けてきた猛者ですので、今回のソードとシールドは非常に楽しみにしているようです。なので今まで出てきた情報を頼みもしないのにぼくに教えてくれたりして、「ああ、コイツは相当楽しみにしているな。いつまでも子供だなぁ」なんて思うのが嬉しかったりします。

ポケモンソードシールドに対する長男が言ったこと

我が子がいくつになってもゲームを楽しんでいる姿を見せられるのは、ゲーム大好きなまんまオッサンになったぼくも嬉しいんですが、めっちゃ楽しみにしてたのにダウンロード版を買ってなかった彼が解せない。仕方なく彼は一度寝て起きて学校に行ってから買ってきて遊ぶハメになっていて、悶々としています。

ところで、その『ポケットモンスター』について、我が長男はこんなことを言いだしました。

「金曜日に買うから、できれば土日のうちにクリアしたい」

それに対し、ぼくは「なんじゃそりゃ。こういうゲームはジックリ遊ばないとオモロないやろ。最速クリアなんか何の価値もないで」と彼に言いました。

そしたら彼は、こう答えたのです。

「いや、そうしないとネットに情報が溢れてしまう!ネタバレばっかりになってしまう!」

情報過多の時代にゲームをするのも大変だ

情報が飛び込んでくる前にクリアしたいという長男に、ぼくは「なんやそれ見なきゃええやん!」と答えたんですが、「なるほどなぁそんな時代か」とも考えました。

インターネットが発達しまくった現在、SNSの出現によって自分が必要な情報が能動的に探し回らなくてもどんどん目の前に現れてくるようになっています。それは確かにビックリするほどの進歩であり有難いのですが、同時に見たくない情報もどんどん目の前に現れてくるんですよね。

ゲーム好きにとって、ゲームの情報が必要じゃないときに目の前に出てくるのは確かに困ったことです。いくら見ないようにしてもネットの情報ってやつはどうしても少しは漏れてきてそこからどんどん大きくものです。

ぼくらのときは、それは口コミでしたよね。やたらと進捗がはかどってるやつが「どこまで行った?ああ、まだそこか。だったらあそこにあれが…」とか言ってきてたもんです。しかし、それは途中で遮って「それ以上言ったら〇なすぞ…」と言えば大丈夫だったんですが、今のネットからの情報はそうはいかないんでしょうねぇ。

だから、情報に追いつかれないように急いでプレイするとか…。こりゃ大変だ。

最後に

ぼくが遊ぶゲームは、大体がジャンジャン情報が流れてくるようなやつじゃないから良かったなぁ。むしろ「これはどうすればいいんだぁ」と一生懸命調べてやっとヒントを得られるくらい。そういう遊び方を、どのゲームでもできればいいのにな。

急かされて遊んでも、ゲームの楽しみは半減しちゃうだろうに。みんなゲームはゆっくりと楽しみなよ。