どうも!コバヤシです。
あのゲーム会社のアートディンクが4月21日で30周年を迎えるそうです。
おかげさまで、アートディンクは本年4月21日で創立30周年を迎えることとなりました。今後とも変わらぬご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。 30周年動画:https://t.co/wt8mp0wNEP pic.twitter.com/Xw91LUCEAK
— アートディンク (@artdink_tw) 2016年4月20日
そうですか、30年ですか…。
アートディンク30周年動画
まずは、公式がアップしている30周年の動画を見てください。懐かしいヨ!
おー、素晴らしい。あったあったこんなゲームたち!
それにしても、やっぱりこれからも『A列車』なんですかね、アートディンクは。
アートディンク登場!と思ったらサッサと98市場へ
光栄とシステムソフトにより、パソコンゲーム界隈ではシミュレーションゲームが全盛だったときに『A列車で行こう』という一風変わったゲームを携えて颯爽と現れたメーカー、それがアートディンクでした。
その後、『ハウ・メニ・ロボット』などを発表したあと、ホビーパソコンと言えば8801というときに、まだビジネスパソコンのイメージが強い9801メインにシフトしていきました。
へ?バカだなゲームといえば88なのに。アートディンク何やってんの?とか不遜にも思ってましたね。
思えば、アートディンクの考える世界を表現するには、8ビットパソコンじゃ物足りなかったのでしょう。
フロッピー何枚組?と思ったらサッサとハードディスク専用へ
その後、業界全体が9801でゲーム開発するようにシフトします。ぼくも、光栄が『蒼き狼と白き牝鹿・元朝秘史』で88SR先行を止めると知って、しぶしぶ9801を購入することになります。
9801市場にてアドバンテージを取ったカタチで、その頃はアートディンクはいいゲームを連発してました。
『地球防衛軍』、『トキオ』、『関ケ原』、『天下御免』などなど。そして『A列車でいこうⅢ』、『アトラス』あたりで人気を不動のものにしましたね。あとからやってきたぼくは追いかけるだけで精一杯。のちのち全部遊びましたが、その頃は指をくわえてみてました。
そしてアートディンク初のRPG『ルナティックドーン』の登場。アートディンクはこの作品よりハードディスク専用へとシフトしていきました。ハードディスクなんてまだまだ高くて普及してなかった時期です。
へ?バカだなまだまだハードディスクなんてみんな持ってないのに。アートディンク何やってんの?とか不遜にも思ってましたね。
思えば、アートディンクの考える世界を表現するには、フロッピーディスクじゃ何十枚組になっちゃったのでしょう。
ちなみに、ぼくがハードディスクを購入したのはエルフの『同級生』で移動するごとにフロッピーディスクを入れ替えるのが面倒になってから。中古の250MBのハードディスクが25000円でした。高えー!!
パソコンゲーム市場って小さくね?と思ったらサッサとプレイステーションへ
そしてその後、日本のパソコン市場がDOS/Vパソコンに席巻され、海外の良質なゲームを手軽に遊べるようになると、日本の98市場ではムフフなゲームばかりというお粗末な状況になります(今またパソコンゲーム市場はそうなってます。ちょっと性質は違うけど)。
そしたらアートディンクはサッサとプレイステーションという新鋭の家庭用ゲーム機にシフトします。最初っから参入してましたね。『A列車で行こうⅣ』でゲーム機ユーザーの知らない世界を見せつけたカンジです。
そして飯田和敏さんというゲームクリエイターによる『アクアノートの休日』『太陽のしっぽ』で、一風変わったゲームをリリースするメーカーだと認識されるようになり、日本で屈指のゲームメーカーとして現在も個性的なゲームを作り出し続けているのです…か?ゴメン、最近良く知りません。
常に時代の先を行っていたアートディンク
少なくとも日本のパソコンゲーム市場においては、アートディンクは上記のように常に一歩リードしていました。ハードディスク専用のゲームなんて、アートディンクがヨーイドンしなかったらもっともっと登場が後になってたと思います。その点が一番素晴らしいと思いますよ。
これからもそのパイオニアスピリットで新しいゲームを世に送り出し続けて欲しいですね!
30周年おめでとうございます!
ではまた。