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アートディンクのパイオニアスピリットを褒めたたえたい

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どうも!コバヤシです。

あのゲーム会社のアートディンクが4月21日で30周年を迎えるそうです。

そうですか、30年ですか…。

 

アートディンク30周年動画

まずは、公式がアップしている30周年の動画を見てください。懐かしいヨ!

おー、素晴らしい。あったあったこんなゲームたち!

それにしても、やっぱりこれからも『A列車』なんですかね、アートディンクは。

 

アートディンク登場!と思ったらサッサと98市場へ

光栄とシステムソフトにより、パソコンゲーム界隈ではシミュレーションゲームが全盛だったときに『A列車で行こう』という一風変わったゲームを携えて颯爽と現れたメーカー、それがアートディンクでした。

その後、『ハウ・メニ・ロボット』などを発表したあと、ホビーパソコンと言えば8801というときに、まだビジネスパソコンのイメージが強い9801メインにシフトしていきました。

へ?バカだなゲームといえば88なのに。アートディンク何やってんの?とか不遜にも思ってましたね。

思えば、アートディンクの考える世界を表現するには、8ビットパソコンじゃ物足りなかったのでしょう。

 

フロッピー何枚組?と思ったらサッサとハードディスク専用へ

その後、業界全体が9801でゲーム開発するようにシフトします。ぼくも、光栄が『蒼き狼と白き牝鹿・元朝秘史』で88SR先行を止めると知って、しぶしぶ9801を購入することになります。

9801市場にてアドバンテージを取ったカタチで、その頃はアートディンクはいいゲームを連発してました。

『地球防衛軍』、『トキオ』、『関ケ原』、『天下御免』などなど。そして『A列車でいこうⅢ』、『アトラス』あたりで人気を不動のものにしましたね。あとからやってきたぼくは追いかけるだけで精一杯。のちのち全部遊びましたが、その頃は指をくわえてみてました。

そしてアートディンク初のRPG『ルナティックドーン』の登場。アートディンクはこの作品よりハードディスク専用へとシフトしていきました。ハードディスクなんてまだまだ高くて普及してなかった時期です。

へ?バカだなまだまだハードディスクなんてみんな持ってないのに。アートディンク何やってんの?とか不遜にも思ってましたね。

思えば、アートディンクの考える世界を表現するには、フロッピーディスクじゃ何十枚組になっちゃったのでしょう。

ちなみに、ぼくがハードディスクを購入したのはエルフの『同級生』で移動するごとにフロッピーディスクを入れ替えるのが面倒になってから。中古の250MBのハードディスクが25000円でした。高えー!!

 

パソコンゲーム市場って小さくね?と思ったらサッサとプレイステーションへ

そしてその後、日本のパソコン市場がDOS/Vパソコンに席巻され、海外の良質なゲームを手軽に遊べるようになると、日本の98市場ではムフフなゲームばかりというお粗末な状況になります(今またパソコンゲーム市場はそうなってます。ちょっと性質は違うけど)。

そしたらアートディンクはサッサとプレイステーションという新鋭の家庭用ゲーム機にシフトします。最初っから参入してましたね。『A列車で行こうⅣ』でゲーム機ユーザーの知らない世界を見せつけたカンジです。

そして飯田和敏さんというゲームクリエイターによる『アクアノートの休日』『太陽のしっぽ』で、一風変わったゲームをリリースするメーカーだと認識されるようになり、日本で屈指のゲームメーカーとして現在も個性的なゲームを作り出し続けているのです…か?ゴメン、最近良く知りません。

 

常に時代の先を行っていたアートディンク

少なくとも日本のパソコンゲーム市場においては、アートディンクは上記のように常に一歩リードしていました。ハードディスク専用のゲームなんて、アートディンクがヨーイドンしなかったらもっともっと登場が後になってたと思います。その点が一番素晴らしいと思いますよ。

これからもそのパイオニアスピリットで新しいゲームを世に送り出し続けて欲しいですね!

30周年おめでとうございます!

 

ではまた。