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『Chiller(チラー)』という残虐かつグロテスクなガンシューティングゲーム

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『Chiller(チラー)』というゲームをご存知でしょうか。

1986年にアメリカでアーケードゲームとして登場し、1990年にはNES(アメリカのファミコン)版も登場しました。

今回はこの『Chiller(チラー)』について、思い出せるままに書いていきたいと思います。

『Chiller(チラー)』とは

そしてこの『Chiller(チラー)』、アーケードで稼働が始まったと思ったら早々に撤去されたといいます。そもそも設置自体を拒否したゲームセンターも多数あったそうで。

なぜかと言いますと、この『Chiller(チラー)』、内容があまりにも残虐で表現があまりにもグロテスクで不謹慎極まりないからです。

その残虐性グロテスクさは、以前ご紹介した狂気のゲーム『POSTAL(ポスタル)』以上です。

撃て!縛られた人間を!

起動したら男の呻き声、スタートしようとしたら女の悲鳴が聞こえますがそれは気にせず画面を見ると、なんだか縛られた人間がいっぱいいます。そう、ステージ1です。そしてそれは拷問部屋です。

さぁ、撃ちましょう。縛られている人たちを。

撃つと撃たれた人は悲鳴をあげ、あたりに血が飛びます。手や足や頭がもぎ取れます。それでも撃ってみます。それでも悲鳴を上げます。彼らは不死身です。怖いです。

そして、撃って撃って撃ちまくって制限時間内に一定のポイントを稼いだらクリアです。が!普通に拷問されてる人を撃って撃って撃ちまくってもポイントは足りません。

クリアできるまでポイントを稼ぐには、配置されているギミックをちゃんと使わなければならないのです。そこにギロチンや万力があるでしょう。そこに人が首を突っ込んでいるでしょう。

わかりましたね。

ギロチンを撃って刃を首に落としましょう。万力を撃って回して頭を潰しましょう。

そうやってポイントを稼ぎます。

3面と4面は謎。

そうやってポイントをクリアするとステージ2です。ステージ2も拷問部屋ですが。歯車を撃って人を引きちぎったり、何だかよくわからないワニみたいな動物にうまく食わせたりしてポイントを稼いでステージ3へ。

ここからゲームの様相は変わります。ていうか、まったく別物です。

ステージ3は洋館で幽霊みたいな敵を撃ち、ステージ4では墓場でゾンビみたいな敵を撃つのです。しかも、縛られてる人を撃つだけの簡単なステージからいきなり激ムズになります。

なにこれどうした?

動画でチェック

さて、ここまで読んできてあなたはかなり『Chiller(チラー)』に興味を持ったことでしょう。

しかし、さすがにぼくもこのゲームが手元にありません。なので動画を探してみたら普通にありました。

ここにリンクを載せますので、興味がある方のみ自己責任でご覧ください。閲覧注意、グロ注意です。

『Chiller(チラー)』はクソゲーか

今回この記事を書くにあたってこのゲームについて書かれているページを色々見てきました。その中にはこの『Chiller(チラー)』をクソゲー呼ばわりしているものもありました。

確かに、このゲームはただただ撃つだけのガンシューティングです。しかも、2面までは抵抗のできない者たちをひたすら撃つもので、クソゲー臭がハンパないです。しかし、ギロチンや万力などのさまざまなギミックは作りがすごく丁寧で(悪趣味な方向に、ですが)、見ていて唸るものもあります。

アメリカではNESで『ダックハント』が無茶苦茶売れていて楽しまれていたことでもわかるように、ガンシューティングが好きなんですよね。そして『Chiller(チラー)』も「撃つ」という行為の楽しみをマックスにしようという方向性で作られているんです、多分。

だから、面白いんだと思います。ぼくは『Chiller(チラー)』がクソゲーには見えません。

ただ、不謹慎極まりなくグロく不健全で、遊ぶ人を選ぶってだけです。きっと。

最後に

ぼくはこの『Chiller(チラー)』がアメリカで細々と稼働していたときはその存在を知りませんでした。

じゃあ、どこで知りどうやって手に入れたのかというと、確かネットでどっかからMS-DOS版を拾ってきて遊んでたような気がします。そして、ぼくは間違いなくこのゲームを楽しんでいました。

当然ながら、NES版もそんなに流通しなかったのでそのカートリッジ(カセット)は今ではかなりレアらしい。是非コレクションしたいところですが。