どうも!コバヤシです。
メジャーリーグのシカゴ・カブスがロサンゼルス・ドジャースを破り、ナショナルリーグのチャンピオンとなり、1945年以来71年ぶりにワールドシリーズ進出を決めました。
日本でも報道されていますが、その際にセットで「ヤギの呪い」という言葉が出てきていると思います。
→カブス 71年ぶりのWシリーズ進出!「ヤギの呪い」のジンクス破る ― スポニチ Sponichi Annex 野球
じゃあその「ヤギの呪い」とは何なの?というお話。
ヤギの呪い(ビリー・ゴートの呪い)
1945年、シカゴ・カブスはワールドシリーズに進出し、アメリカンリーグのチャンピオン、デトロイト・タイガースと対戦しました。そして、対戦成績2勝1敗でリグレーフィールド(カブスの本拠地)で迎えた第4戦に事件は起こります。
シカゴ在住のカブスファンのビリー・サイアニスはいつもヤギのマーフィーと一緒にカブスの試合をリグレーフィールドで観戦していました。
この日もいつもと同じようにマーフィーを連れて観戦に出かけたのですが、なぜかこの日はマーフィーの入場を拒否されました(ニオイが原因だったらしい)。
ビリーは激怒して捨て台詞を言い放って球場を去ります。
「なんだコノヤロー!もう二度とリグレーフィールドでワールドシリーズが行われることはないだろうよ!」
結局カブスはこの後連敗しワールドチャンピオンにはならず、以後ワールドシリーズに進出することはなかったのです。
ちなみに去年2015年もリーグチャンピオンシップシリーズに進出しましたが、ニューヨーク・メッツのマーフィーに全試合ホームランを打たれるなどしてリーグチャンピオンにはなれませんでした。
さて、ワールドシリーズ!
これで、ワールドシリーズがリグレーフィールドで開催されるのは決定となったので、「リグレーフィールドでワールドシリーズは行われない」という呪いは解けたはずです。
相手はクリーブランド・インディアンス、なかなか面白いシリーズになりそうですよ。
最後に
呪いやらジンクスやら、結果からくる思い込みですけども、これが解かれたということでカブスの勢いは増すかもしれませんね。
逆に、ビリーとマーフィーはどんな気分で天国からカブスを見てるんでしょうかね。
ではまた。