どうも!コバヤシです。
みなさん、マイホームの夢、持ってますか?そしてやっぱり思い通りに注文住宅にしたいですか?
注文住宅についてはこんな記事も書きました。
注文住宅のデメリットだけ書いちゃいましたが、それをわかった上で「いや、それでもやっぱり注文住宅がいいんだ」と思えるのであれば、それは注文住宅を建てるべきです。
じゃあ、どこで建てましょうか、ということを今回は書こうと思います。
どの業者に建ててもらう?
さて、注文住宅を建てると決めたならば、次はどこに建ててもらうかを決めなければなりません。何も大手のハウスメーカーにしか出来ないわけではありませんから。
まずは、どんな業者があるのかを大まかに書いていきます。
ハウスメーカー
注文住宅専門の、テレビでCMを打ってるような大手ならば、さまざまなサービスを受けられたりして嬉しいですね。ただ、そのサービスもただではありませんよ。
また、ブランドイメージが非常に大事ですので、アナタに対しても慇懃丁寧にしてくれるでしょう。マニュアル通りですが。
工務店
町の工務店は地域密着で地元にたくさんの家を建てているかもしれません。それらを事前に見ることができるのもいいですし、地域で悪評を立てられたら商売できませんのでお客さんを大事にするところがおおいです。
ただ、ピンキリの幅が非常に大きいかも。
建築設計事務所
設計のプロが家を形作ってくれますので、一番思い通りに設計してくれるかもしれません。ただし、それ以外はカラッキシ、というところも多いです。そして、設計士はある意味デザイナーでもありますので、自分のこだわりを押し付けてくる設計士もいたりします。プロですから。
それぞれのメリット・デメリット
それでは、ハウスメーカー、工務店、建築設計事務所のそれぞれのメリットとデメリットを挙げていこうと思います。
ご自分のお家をどこに頼んで建ててもらうか、考えるときの材料になればこれ幸いと存じます。
ハウスメーカーの場合
メリット
ハウスメーカーの場合、メリットはその安心感でしょうか。全国的に展開しているところも多く、もしイメージが傷ついたら、その傷が大ダメージになりかねないのでフォローはわりとしっかりしています。アフターサービスも入念で、頼んでもないのに定期的に顔を出して点検をしてくれるメーカーも多いようです。
また、関連会社の新商品や画期的な工法などを導入することもたやすいですし、それを実際にみることのできるモデルルームなども多いので見学も容易です。
デメリット
大きい分、フットワークが悪かったりします。見積もりだして、修正するのに持って帰って1週間後に持ってきて、ダメ出ししてまた1週間後…とか、見積もりだけで時間がかかったりはザラです。
また、メーカーごとの規定、仕様なんてものがあったりして、そこから外れるようなデザインは「それ出来ません」なんて話になることもあり、自由度はそんなに高くなかったりします。
そして何より、高い。メーカーのブランド料といいますか、そういうものが予算にドッカリと載ってきます。
工務店の場合
メリット
工務店の場合は、地域密着型が多く、その地域でのお客さんだと見ると大変親切にしてくれると思います。その地域で評判を上げたいので、出来るだけいい家を出来るだけ安価で、と頑張ってくれるでしょう。また、建てた後も電話1本で飛んできてくれるかもしれません。
また、規定や仕様はありませんので、無駄を省いて予算を削減なんてことが出来るのもメーカーとの違いですね。
実物が見たければ、地元で建てている家も多いので色々見られるでしょう。
デメリット
工務店の特色や規模によっては、希望をかなえることが難しい場合が出てきたりしがちです。設計士を抱えてなくて外注するなんて工務店の場合はとくにそうなるでしょう。
また、その工務店の業績が悪くなったりすると、建てたあとに倒産しちゃってアフターサービスはどうなるの?なんて心配が出てきちゃうかもしれません。建てたあとならまだいいですが、建ててる最中とかだったら悲惨です。
あと、本当にピンキリだと思います。施工がいい加減だったりそもそも騙してたりなんて工務店は少ないでしょうけども確実にあります。実際に建てた家の数と質を一度チェックしておいたほうがいいでしょう。
建築設計事務所の場合
メリット
これはもう家の設計にこだわり切れるところに尽きます。ヘンな形の土地しか買えなかったとしても、逆に闘志を燃やして設計してくれるんじゃないでしょうか。基本的に、どんな願いも叶えることは可能ですし、それを予算内でどこまで実現してどこを妥協するのかもメーカーや工務店よりも考えられるでしょう。
また、施工は工務店に依頼することになるのですが、その場合、建築設計事務所がその依頼をしたことになりますので、依頼者として施工現場を管理してもらえるのも非常に大きなメリットですね。
デメリット
すでに書きましたが、設計士さんのプロ意識が高ければ高いほど「こうしたほうがいい!」と自分の考えを押し付けてきたり強烈にすすめてきたりする場合があります。そのため衝突することもあったりして、それで途中で投げ出された、なんて話もあります。
また、オレとアナタのいいものを!と考えるあまりやたらと工期が長くなっちゃったりすることもあるようです。「いいからいいから工期伸びた分はいただかないから」とか、いやいや早くしろってば、みたいな。
結局どれがいいのかな?
さて、色々見たうえで、じゃあ一体どれに頼めばいいんでしょうか。もしかして、余計迷ってしまいました?
しかしそれはどこに重点を置くかで決まってきそうですよね。
・将来に渡っての安心、施工の際により新しくより良い技術が欲しい→ハウスメーカー
・建てるときも建てた後も、呼んだら駆けつけてくれるような安心感が欲しい→工務店
・予算内でこだわりぬいたオンリーワンの家を建てたい→建築設計事務所
こんなイメージでしょうか。
最後に
いかがでしたか。注文住宅を建てるときのお役には立ちそうでしょうか。
もちろん、ここで書いたことがすべてではないですし、実際には複合的に色々な角度から検証もしなければならないでしょうから、一概にはどれがいい!とは言えませんけども。
色々考えながら、あーでもないこーでもないとしている時間も、注文住宅を建てる際の楽しみのひとつです。それは忘れないようにして欲しいなあと思いつつ、筆をおきます。
また何かそれぞれのメリット・デメリットで思いついたら追記してきますね。
ではまた。