『デビルマン外伝‐人間戦記‐』を発見
ネットをウロウロしていたら、たまたま『デビルマン外伝‐人間戦記‐』という漫画を発見しました。
デビルマン外伝人間戦記!?なにそれ!?
『デビルマン』好きのぼくとしては黙っていられない。さっそく検索検索ゥ。
これか。
ぼくはもうこの表紙にビンビン来たわけです。
だって、デビルマンをバックに、ドス六と木刀政が歩いてる。
ドス六と木刀政!?
しかも、描いているのが細野不二彦先生。
もう、期待しかない。
『デビルマン外伝‐人間戦記‐』とは
ぼくはもともと漫画『デビルマン』とは小学生のころに出会い、衝撃を受けたクチです。アニメの原作だと思って軽い気持ちで読み始めたはいいものの、子供だったのでその黙示録的重いテーマを消化しきれずグロい描写についていけず、のちに高校生になってから「面白い!」となってぼくにとっては以来座右の書になっている漫画です。
この『デビルマン外伝‐人間戦記‐』はそんな『デビルマン』のスピンオフ的作品といったらいいのかしら。『月刊ヤングマガジン』2023年2月号~7月号で連載され、このたび単行本化したらしい。
永井豪「デビルマン」の誕生50周年を記念して連載される同作。物語は悪魔王・ゼノンが、突如人間を滅ぼすために都市に現れたことからスタートする。人間社会に潜む悪魔を根絶するため悪魔特捜隊が発足され、世の中は悪魔退治に躍起になる。そんな中、不良高校生の山田六平、通称・ドス六は、不動明に頼まれ牧村家を守ったことをきっかけに、不動がデビルマンであることを知り……。新たなデビルマンの姿が細野によって描かれる。
つまり『デビルマン外伝‐人間戦記‐』は、崩れゆく人間社会とデビルマン不動明の葛藤、そしてデーモンvsデビルマン軍団の最終戦争を怒涛の展開を描く原作後半の部分で、不動明を助け牧村家を守ろうとしたあのチンピラどもの物語なんですね。
『デビルマン外伝‐人間戦記‐』読みたくってしょうがない
そうなってくると、ぼくはもうこの『デビルマン外伝‐人間戦記‐』が読みたくってしょうがない。
最初に不動明に喧嘩を売るというか因縁をつけていじめる存在だった不良グループが、次はデビルマンになった明にボコボコにされて服従し、徐々に明をサポートしていく展開、というのが原作にはまずありまして。しかしその理由は語られず、ただ「強いから兄貴と慕う」当時の不良グループの特性を描いただけだったんですけど、今回はその裏側が語られるわけでしょう。どんな作品でも「徐々に存在感を増すモブキャラがスピンオフで主人公に」って割と面白いじゃないですか、だからどうしても期待してしまいますよね。
そして元々、飄々とした彼らの生き方や明に頼まれて牧村家を守る漢気がぼくはめちゃくちゃ好きだったので、その部分が詳細に語られるとなればこれはもう読むしかない!というカンジですね。もう読みたくって仕方がありません。
最後に
というわけで、さっそくポチるか…と思ったんですけど、紙で買うかKindleで買うかちょっと迷ってます。
ていうか、現在電子書籍はまだない。いずれ出てくるのか。まさか電子書籍にならないということはあるまい。しかし待つのもダルいしもどかしい。しかし物理的に持っとくと置く場所も我が家のぼくのスペースを考えると困るかもしれない。ああ…。
とか思ってるところです。
早く読みたいけど!