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放置ハクスラローグライク『LogRogue(ログローグ)』を楽しめるのはどんな人か

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「ひまつぶシリーズ」で有名なみっふぃさん(@moitititi)の最新作、『ログローグ』がついにリリースされたので、とにかく遊んでみました。

「ひまつぶシリーズ」はとにかく進めて戦って強くなって…をただただ繰り返してハックアンドスラッシュを楽しむ、時間がいくらあっても足りなくなる恐ろしいゲーム群ですが、今回はそれが全自動で行われます。つまり極端にいうとやることは何もないゲームなんですが、それでもむちゃくちゃ面白いのです!

LogRogue(ログローグ)
LogRogue(ログローグ)
開発元:Mitsuhiro Okada
無料
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『LogRogue(ログローグ)』とは

ひまつぶシリーズとは

まずは知らない人もいらっしゃったらいけないので、ひまつぶシリーズについて『ひまつぶスラッシュ』のことを書いたときに書いたので重複しますが。

ひまつぶシリーズはこれまでに『ひまつぶクエスト』、『ひまつぶダンジョン』、『ひまつぶフロンティア』、『ひまつぶモンスターズ』などがリリースされていて、どのゲームも基本的に難しいことは何もありません。モンスターをやっつけてドンドンレベルアップしてドンドンアイテムゲットしてドンドン強くなってドンドン進むってことを繰り返すゲームたちです。

ただただそれだけで、ハックアンドスラッシュが好きな人にはたまりません。ひたすらキャラを強化して最強のアイテムを求めて戦っていきます。その様子がドット絵で繰り広げられるので、まぁぼくにはピッタリのゲームです。

『LogRogue(ログローグ)』とは

さて、その「ひまつぶシリーズ」の最新作である『ログローグ』とは一体どんなゲームなんでしょう(タイトルに「ひまつぶ~」が入っていないのでその最新作と言っていいのかわかりませんが)。

App Storeの説明には「LogRogue(ログローグ)は、Log(履歴)を楽しむRogue-like(ランダム生成ダンジョン攻略ゲーム)です。」とあります。

すごいのは、今回は自分でタップしてキャラを移動させる必要もなく、もっと言えばアプリを開いておく必要もありません。キャラをクエストに放り出せばあとは放置してアプリを閉じちゃっても全然かまわないのです。

LogRogue ログローグ

お城で装備を整えたり武器を強化したりジョブチェンジしたりして準備ができたらクエストに出発、あとはほっておいてOK。

LogRogue ログローグ

キャラは自動でどんどん進んでモンスターを倒していきます。その様子をじっと見てるのもなかなか楽しいんですけど、まぁみんな忙しいですからね、放置してアプリも閉じて仕事を片付けちゃいましょう。

LogRogue ログローグ

しばらくして覗いてみたら、大体こうやって倒されてますから、ログを確認し、城に撤収し、得たアイテムやペットでまた準備をしてクエストに出発しましょう。

この繰り返しが『ログローグ』です。

つまり、プレイヤーがやることはクエストに出発する前の準備と、クエストの進捗を確認するだけです。これが、たまらないんですよねぇ。

LogRogue(ログローグ)
LogRogue(ログローグ)
開発元:Mitsuhiro Okada
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『LogRogue(ログローグ)』を楽しめる人はどんな人か

さて、ここまで読んできて「何もしないって、そんなの面白いの?」って思ってる人も多くいらっしゃることと思います。実際、ぼくも息子たちに見せたら「なに?何もしないの?何それ?面白いの?」とたくさんのクエスチョンをいただいてしまいました。なるほど、感銘するストーリーもなく、ハラハラした戦闘も自分で動かせず、果たしてこれは何なのか、と思うのも無理はありません。

しかし、何度も書きますが、これがぼくには無茶苦茶楽しいのです。その理由を書いていきます。

元々ぼくは「RPGにストーリーはいらない」と考えている人間です。

ぼくにとっては、RPGとは「戦闘とそれに伴うキャラクタの成長」に他なりません。

ダンジョンに潜り、敵を倒しながら強くなり、お宝をゲットし、さらに深く強く…、の繰り返しが楽しい。楽しすぎる。そしてその際に、主人公の冒険者になりきってこそRPGなんです。

だから、逆にRPGってストーリーいらなくない?って思います。

ストーリーなんてゲームの導入に自分の役割が語られるだけで十分。あとは、自分がストーリーを作る。それこそがRPGだとぼくは思ってます。

『ウィザードリィ』にハマったぼくは、RPGと言えばこうなってしまっています。ストーリーを追うなら戦闘は邪魔だし、だったら良質なファンタジー小説読めばいいやん、って思ってしまうのです。

「スゴいアイテムをゲットするために戦闘を繰り返しキャラを強化していくゲーム」、それが“ぼくにとってのRPG”です。

ぼくと同じような考えを持つRPGファンの人も多いかと思いますが、そういうプレイヤーって、だんだんダンジョンを徘徊してモンスターと戦うのも億劫になってきます。「ああ、めんどくさいなぁ。どうせ戦うだけなんだからマップなんかいらないし、なんだったらモンスターとの戦闘も自動でやってくれたらなぁ」

もうゲームとして破綻するというか、じゃあお前は何をするんだ、と思われても仕方ないですが、ホントにそんな風に思ってしまうのです。“戦闘を繰り返し”、“キャラをレベルアップし”、“いいアイテムをゲットして”、“キャラを強化する”、ハクスラが好きな人ってこのサイクルを楽しむわけですが、その目標は“キャラを強化する”ことのみで、究極にハマってくるとその果実のみが欲しくなってしまうんですね。

これに感銘を受けてくれる人は、この『LogRogue(ログローグ)』を楽しめるでしょうね。まさに求めていたゲームですからね。冒険の軌跡はログで確認して(これを読むのがこれまた楽しい)、強化したキャラを見てニンマリするのです。

こういう考えの場合、とめどなくキャラを強化したくなるので、レベルとかステータスの数値の上限が低すぎたら興ざめですが、『ログローグ』は、というかひまつぶシリーズはとどまることなく数字が上がっていくので「もっともっともっと!強く強く強く!」と燃えてきます。そしてそれを支えるモンスターやアイテムの数も半端ない。

なので「最強になってやるぜ!」と思いつつ、「一体どこまで強くなれるんだ…」と繰り返してキャラをクエストに送り出してしまうのです。

「RPGはキャラ強化の蓄積を楽しむゲームだ!」、そういう人にとってはこの『ログローグ』は神のようなゲームです。

最後に

最後にオマケですけど、この『ログローグ』は果たしてローグライクと言っていいのか、という問題です。ぼくはハックアンドスラッシュではあるけどローグライクかなぁ?と思ってるんです。ローグは自動生成のダンジョンをさまようもの、という固定観念があるから。

しかし、作者さんが「ローグライク」と言ってるのでこれは「ローグライク」なのです。ゲームのジャンル分けなんて意味があるものではなく、作者が決めるものですからね。

どっちにしろ、面白いのでオススメです。ローグライク、ハクスラ、放置ゲー、これらが好きな人にはたまらんゲームと言えるでしょう。

LogRogue(ログローグ)
LogRogue(ログローグ)
開発元:Mitsuhiro Okada
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