先日、家族でメシ食いに行った帰りにハードオフに寄ったんですが、そこで長男がスーパーファミコンのカセットを買いました。『ドラゴンクエストⅤ』です。
いわく、「これだけは、これだけは遊びたかったんだ!」とのこと。何だよそりゃ何でそんなに必死やねん。
「お父さん!家にスーファミあったよね!?」
いや、あるけどさ…。しまっちゃってて出すのめんどくさいよ…。
スーパーファミコンを引っ張り出してきた
確かにあるんですよ、スーファミ。
この『コバろぐ』以前に書いてたブログでぼくを見つけてくれた大阪時代の友人(若いときのバイト仲間)が、子供のためにと使わないやつを送ってくれたんです。しかし、引っ越しのときにしまったままで、はて、どこに置いたか…。
しかし休日に探しましたよ家じゅうのダンボールの中身をチェックしましたよ汗だくですよ!
しかし、午前中に卒業後の進路の学校見学に行ってる長男が帰ってきたときに遊べるようにしときたかったんで、頑張りましたよ。
そして見つけましたよ!
おお!プレステとサターンもいっしょに入ってたか!今度ぼくもハードオフに行ってソフト買ってこようっと。
それはさておき、見つかって良かった良かった。
みなさんも、引っ越しのときはダンボール箱の横側にも何が入ってるか書いといたほうがいいですよ。天袋とかに入れた場合、下ろして開けないでも中身チェックできるから!
カセットを挿入!スイッチオン!しかし…
その後、家に帰ってきた長男といっしょに急いで昼メシを食べて、ついにそのときがやってきました。
長男がドラクエⅤのカセットを挿入!スイッチオン!しましたが、テレビをなんにも言いません。スイッチオンしたときに小さく画面がフラッシュしたような気がする…くらいの変化しかありません。
「うーむ」と唸りつついっしょにしまってた『トルネコ』や『シレン』、『FF6』や『バス釣りNo.1』、『ヘラクレスの栄光Ⅲ』などを挿してみても結果はいっしょ。
しかし、何度もカセットを繰り返しローテーションで挿してはスイッチオン挿してはスイッチオンしてたらまず『トルネコ』が起動しました。
「やった!ついた!」喜ぶ長男。
「おお!やったな!しかしちょっと待て」と『トルネコ』を遊び始めるぼく。「早くしてよ!」「ちょっと待て!」「早く!」「待て!」と『トルネコ』を堪能したあと、やっとスーファミを長男に譲りましたとさ。
待望の『ドラゴンクエストⅤ』
散々待たされたあと、やっと『ドラクエⅤ』のカセットをスーファミに挿す長男でしたが、やっぱり起動しない。
またまた繰り返してガチャガチャやってみるも、『トルネコ』も起動しなくなってるスーファミにイライラしてくるぼくと長男。
「やっぱり古いからどっかイカれてはいるんやろなぁ」
「これで最後にする。これで起動しなかったら本体買ってくる」
悲壮な決意で『ドラクエⅤ』をスーファミに挿し、スイッチオン。
「あ…」
「あ…」
午後2時14分、ついに『ドラクエⅤ』起動です!
うおおおおおおおおおおおおおおお!タイトル画面テンションあがりますわあ!
長男がハードオフからドラクエ買ってきたからスーファミを引っ張り出してきた pic.twitter.com/Xu89rQfR2A
— コバヤシマサキ@はてなブログ (@Masa_kobayasi) 2018年8月29日
自分が遊んでたゲームを息子と楽しむのはイイ!
それから長男はスーパーファミコンという箱の中で生をさずかりパパスのもとに生まれ、故郷の村に帰り、洞窟探検をしてビアンカとともに夜のお城を探索しました。
それにしても、自分が若いときに遊んでたゲーム機のコントローラを我が息子が握ってるのを見るのはなかなか感慨深い。うんうん。
もっとガッツリ持て!ってカンジではありますが。
長男が遊んでいる間、スーパーファミコンが出たときにぼくが受けた衝撃、『ドラクエⅤ』をぼくが遊んでいたときに平行して遊んでたゲームのことなどなど他愛のないことをずっとしゃべってました。
長男はゲーム中ですからきっとそんなに聞いてはいなかったでしょうけども、かなり多くのことを早口でしゃべっていた気がします。やっぱりちょっと興奮してたんでしょうね。
もちろん、やっぱりビアンカだろ?まさかフローラじゃなかろう?ということもしゃべってましたよ。
端的に言って、楽しかった。
新しい発見も!
さて、ぼくも『ドラゴンクエストⅤ』は二十数年ぶりになりますから、細かいところはキレイサッパリ忘れてます。
だから、なかなか新鮮だったんですよね。「お、『ドラクエⅤ』か。楽しそうだな。ぼくもやろうかな」なんて、遊んだことあるのに思っちゃいました。
そんなカンジなので、長男が遊んでる画面からも新鮮な情報が入って来るんです。長男がいきなり遊んでる最中に「あ、マツコ!」って叫んだんですけど。
マツコや…。マツコ・デラックスや…。
こんなNPCのドット絵、覚えてませんからね。もう「ホンマや!」っていうしかないですよね。
ドラクエ5にマツコいるの知らんかった。 pic.twitter.com/L1kVHsWIaH
— コバヤシマサキ@はてなブログ (@Masa_kobayasi) 2018年8月29日
こういう再発見ができるのも長男のおかげです。非常にありがたい!
最後に
そんなわけで、かつてゲーム少年だったお父さん方には、自分が遊んでたレトロゲームをお子さんといっしょに遊ぶことをオススメします。
絶対に楽しいし、気持ちがあの頃に戻っていきますから。
まぁ、今回のプレイはいきなりゲームがフリーズするという終焉を迎えたんですけどね。もう一回やろうと思ったらぼうけんのしょは消えてましたけどね。さらにその後はまた起動しなくなりましたけどね。今度はいつあそべるんだろう…。
オススメしつつ、こんな終わり方ですんません(それでもオススメしますけど)。
やっぱりガッツリやるには新しいハードの方がいいかも知れませんね。やっぱレトロフリーク買うか…。
まぁ、『ドラゴンクエストⅤ』ならスマホでやっちゃうのが手っ取り早いんですけどね。
しかし、親子でスーファミを触るってのに意味がある(と思う)。