いやあー楽しい!楽しすぎる『ダンジョンエンカウンターズ』。わずかな自分の時間をすべてぶち込んで遊んでます。
で、遊ぶごとに昔のアクションRPG『ハイドライド』を思い出してます。
『アルルの女』のせいです。
アルルの女
アルルの女?誰だ!?って思った人、まぁ落ち着いて。多分、知ってます。
あれです、ビゼーの。
『アルルの女』(アルルのおんな、フランス語: L'Arlésienne)は、フランスの作曲家・ジョルジュ・ビゼーが作曲した全27曲の付随音楽であり、アルフォンス・ドーデの同名の短編小説『アルルの女(フランス語版)』およびそれに基づく戯曲の上演のために1872年に作曲された。付随音楽から編曲された2つの組曲が一般には最も広く知られている。
いわゆる、クラシック音楽です。
いやー、クラシックなんて興味ないし知らないね!という人、まぁ落ち着いて。多分、知ってます。
てってってーてれってれってれー♪ってやつです。
あっ、聴けばわかるでしょう。
ねぇ知ってますでしょう?
普通に生きてりゃどっかで一度は聴いたことあると思います。
『ダンジョンエンカウンターズ』で『アルルの女』
で、『ダンジョンエンカウンターズ』では、BGMはすべてクラシックなのです。しかも、クラシックをアレンジしてエレキギターで表現されています。そして、ミュージックディレクターは『ファイナルファンタジー』シリーズでお馴染みの植松伸夫さん。
これが、カッコいい。ていうか、植松さんが手がけたエレキのクラシックって、それだけでもうってカンジ。
そして、『アルルの女』。『ダンジョンエンカウンターズ』では戦闘勝利後のファンファーレで使われています。エレキで『アルルの女』をちょっと溜めて泣きを入れて奏でています。
これがなかなかいいんです。
『ハイドライド』を思い出す
で、ぼくらレトロPCゲーマーにとってゲーム音楽としての『アルルの女』は、これはもう間違いなく『ハイドライド』なのです。
さんざんこのブログに登場している、アクションRPGの金字塔、あの『ハイドライド』です。
ゲームミュージックが今のようにゲームミュージックとして確立していなかった当時、ビデオゲームではBGMによくクラシックが使われていたんですよね。すでに出来上がってて、さらには著作権もクリアできるからだと思うんですけど。
そして、『ハイドライド』では、ゲームスタート時に『アルルの女』の冒頭部分がビープ音で奏でられます。
べーべーべーべれーべれーべれーべれーれーべれれれれーれーれー♪って。
そして当時『ハイドライド』をサルのように遊んでたぼくにとっては、『アルルの女』それすなわち『ハイドライド』なんですよ。
『アルルの女』を聴くと自動的に『ハイドライド』を思い出す、だから『ダンジョンエンカウンターズ』で『ハイドライド』を思い出してしまうんです。
最後に
『ダンジョンエンカウンターズ』の主要なターゲットは、ぼくのように古くから、それこそ『ドラゴンクエスト』以前からRPGを遊んでるオッサンだと思うんですよ。そこに『ハイドライド』を連想させる『アルルの女』を持ってくるとは、ワザとか?と思わずにはいられません。
植松さんが『ハイドライド』をプレイしていたのかどうかはわかりませんが、おそらくこれは狙ってるんじゃないかなぁ、なんて考えちゃうんですよね。