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『ダンジョンエンカウンターズ』で休日が溶けた。が、万人受けするかどうか

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期待の『ダンジョンエンカウンターズ』、情報がリリースされたときに「こここれは!」と期待して記事にしました。

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遅ればせながら休日に購入して遊んでみたんですけども、見事に休日の自分の時間がすべてぶっ飛びました。そうなるだろうな、と休日まで購入を我慢していたんですけど。

いやぁ、面白い。見事。プレイすればするほどのめり込んでいきます。

買ってよかった!と思う反面、果たしてみんながみんな絶賛するかどうか、というと微妙です。SteamやTwitterなどでレビューなんかをみてみると、やっぱり賛否両論。

『ダンジョンエンカウンターズ』とは

『ダンジョンエンカウンターズ』は、ダンジョンを探索する“だけ”のゲームで、それ以上でもそれ以下でもありません。

]公式サイトで“シンプルなゲームデザインを突き詰めたダンジョン探索RPG”で、“ビジュアル表現や演出は抑えられており、ゲームシステムそのものの面白さを体験いただけます。”とありますが、正にその通り。ダンジョンはマス目で表示され、イベントはそのマス目に数字が書いてあり、その数字に対応するイベントが発生するだけです。

ダンジョンエンカウンターズ

戦闘は『ファイナルファンタジー』シリーズでお馴染みのATBシステムが採用されています。システムの考案者である伊藤裕之さんが手がけたゲームなので当然といえば当然か。それに加え、物理防御と魔法防御の概念があり、それが戦闘に奥深さを加えています。何気ない数値でしかありませんが、これがあるからこそモンスターが個性的に表現されています。飛行モンスターは物理防御がないけど近接攻撃が当たらないとか、防御力が一切ないけどHPが異常に高いとか、それらを考え、ATBの順番を考え、いかにモンスターから攻撃を受けないで勝つかを考えることが寛容です。

ダンジョンエンカウンターズ

ダンジョンを探索し、モンスターを駆逐し、装備をちょっとずつ整えていってより深く潜っていく…その繰り返しが非常に楽しい。

しかし、逆に言うと本当にそれだけしかない。

『ダンジョンエンカウンターズ』賛否両論

ところが、レビューは割と賛否両論。両極端に分かれて戦争も辞さない構えです(嘘)。

まぁなんというか、面白い人には面白い、面白くない人にはとことん面白くないゲームではあると思います。

ぼくなんかは、それこそRPGといえばコンピュータRPGは割と黎明期から遊んでるので、こういう無骨さが懐かしく、だから「面白え!」となってるんですけど。さらに言うと、ぼくは「RPGにはストーリーはいらない派」なので、最初にテキストで導入ストーリーが表示されすぐにパーティの編成画面になっちゃうようなこのゲームはウェルカムで、そこも評価は高いです。

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ぼくのように、『ウィザードリィ』で延々とムラマサを求めて彷徨ってたような人にはドンピシャでしょうね。

プレイヤーがいかにカタルシスを得るかはおそらく計算されていて、だから新しい武器やスキルをゲットしたときの喜びはことのほか大きい。それを得たいがためにヒリヒリするような探索を慎重に進めていくわけです。まぁ、ぶっちゃけていっちゃうと割とサクサクとテンポよく探索できてそこまで難易度は高くないと思いますけど。

実際、絶賛してる人はその辺を評価してると思います。声を揃えて「そうそう、こういうのでいいんだよ」と言っているような。

一方、この『ダンジョンエンカウンターズ』を楽しめない人も多いのは分かります。だって、いちいちめんどくさいんですもの。そういうの、ぼくらは「ヒエーマジかよどうすればええのんこんなんクーッやりがいあるぅ~!」となっちゃうんですけど、総じてめんどくさい作業が待ってます。

落とし穴に落ちたらパーティ全員が行方不明になったり、モンスターに「食べられ」て行方不明になったり、石化したら石化解除するまで重く運べず置き去りにしなきゃならないのに石化解除のイベントはその階にはなくてやっと見つけて解除したら迎えにいかなきゃいけなかったり、めめめめんどくせぇ!

ダンジョンエンカウンターズ

このトレジャーリセットってやつなんか、所持金以上のお金を奪っていきプレイヤーを借金地獄に突き落とします。マジで獲っていく桁がえげつなすぎて、めんどくさい!

いちいちめんどくさいのはブラッシュアップが足りないと思われて「硬派を気取った手抜きゲー」という評価も見かけましたが、うーんまぁそう言われても仕方がないかもしれない。

最後に

要は、人を選ぶゲームだってことです。万人受けするかどうかっていうと、難しい。

だって、「面白い!」と思ってる人が面白いと思っているところと「面白くない!」と思ってる人が面白くないと思っているところがいっしょなんですもの。

まぁ、遊んでみましょうってことです。安いし。

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