frenchbreadという方が、ファミコン版の『Wizardry(ウィザードリィ)』を『ファイナルファンタジー』風のUIにアレンジした『Finardry』というゲームを公開しています。
ブラウザで遊べます。
レトロゲームエンジン Pyxelで開発されたそうな。すごい。
『Finardry』とは
『Finardry』はファミコン版の『Wizardry』を、これまたファミコンの『ファイナルファンタジー』みたいな見た目にしたダンジョンRPGです。
PCでもスマホでもブラウザで遊べて、ゲームパッドにも対応しているようですね。
『Wizardry』といえばかなりリスキーで難易度の高いRPGなわけですが、そういう、今だと到底受け入れられないような要素は極力除いちゃってるとのこと。
蘇生失敗は無し、つまりキャラのロストは無し、全滅しても城に戻る、石の中にワープしない、レベルドレイン無し(エナジードレインはHP吸収)、レベルアップは戦闘終了時、などなど、『Wizardry』の鬼畜仕様はありません。
また、パーティは5人制だったり、城に戻ると自動で回復したり(なので宿屋は無し)、モンスターは単体で最大5体、キャラメイキング時にステ振り無し、アイテムは共通インベントリ、宝箱罠解除なし、などなど、ウィズ経験者ならば「随分と遊びやすそうでプレイヤーに優しいな」と思うしかないシステムですね。
とにかく、サクッと遊ぶには大変よろしいカンジ。
詳しくはReadmeを。
ちょっと触ってみた
というわけで、ウィズ好きとしては遊んでみなければなるまい、と遊んでみました。
ゲームを始めたらいきなりキャラメイク。
キャラメイクと言っても書いた通りステ振りはなく名前も自動で付く(変更可能)ので、職業選んで性格選ぶだけで出来ちゃう。5人パーティなので戦戦盗僧魔でキャラをつくると城に。
店の名前はお馴染みのやつですね。
さっそく地下迷宮へ入ってみると、ああ、マップはホントに『ウィザードリィ』のまんまのようです。
ワイヤーフレームの3Dダンジョンと同じマップでも、トップビューだと随分とわかりやすいです。これはこれで良いですね。
玄室に入ると戦闘。お馴染み仕様。
モンスター画像はお馴染みウィズのやつを書き直したんでしょうか。素晴らしいデキじゃないですか!
ホントに時間がない中で始めちゃってここまでですけども、遊んでみたカンジUIも見た目もウィズ好きでも全然違和感なく面白かったです。なんというか、「新鮮な気持ちでもう一回『Wizardry』を遊べるぞ」って嬉しくなっちゃいました。
こういうのを見ると「ああ、ウィズだなぁ」と嬉しくなるんですよコレが。
次はきっとマーフィーさんに出会ったときに「ああ!」って思うんでしょうけども、今日はここまで。ホントに触りだけ。
追記、その後マーフィーズゴーストに会いましたが、「ああ!」どころじゃありませんでした。
最後に
ぼくは元々『ファイナルファンタジー』嫌いなんですけど、そのUIとグラフィックは好ましく思ってたので、それを『ウィズ』で味わえることが嬉しかったりします。
「こんな経験が出来るなんて!」
大げさでなくホントにそんな気持ちです。
これからもチクチクとちょっとずつ遊んでいこうと思います。
みなさんも、是非一度プレイしてみてください。面白いヨ!
プレイ用のURLはこちらです。