コバろぐ

社会人ブロガー頑張る

「ギャランドゥ」とは何か

当ブログではアフィリエイト広告を利用しています

★Kindle本は安く買おう→【お買い得】現在進行形のKindleセール情報!【随時更新】


随分前に、昔の歌が好きな若い同僚のせいでせつねぇせつねぇ初恋についてガチで書きましたが。

あいつのせいでつまんないこと書いちゃったもんです。

そいつが今回、故・西城秀樹さんの『ギャランドゥ』を聴いてるときに「ねぇ、『ギャランドゥ』って何なんです?」と聞いてきました。

「ギャランドゥ?ああヘソの周りのモジャモジャした毛のことや」

「何で?」

「何でって!?」

というわけで、ちょっとググッと調べてみましょう。

『ギャランドゥ』とは

まず、そもそもの西城秀樹さんの『ギャランドゥ』についてですが、『ギャランドゥ』は1983年2月1日にリリースされた西城さんの44枚目のシングルです。

オリコンではトップ10入りを逃したものの10万枚越えのセールスを記録し、西城秀樹さんはこの曲で第25回日本レコード大賞では金賞を受賞しました。

作詞作曲は『ダンシング・オールナイト』でおなじみのもんたよしのりさん。

「ギャランドゥ」の意味

さて、今はへその周りの体毛をあらわす俗語になっている「ギャランドゥ」は、そもそもどういう意味なのでしょうか。

西城さんの所属事務所は、「gal un do」や「gal and do」みたいなカンジ、と説明していたそうです。

どうやらこれは、発売当初「ギャランドゥって何なの!?」っていう問い合わせが殺到していたときに、それに対する答えとして事務所が後付けで考えたものらしい。なるほど、その場しのぎのマニュアルか…。

じゃあ、作詞したもんたよしのりさんならわかるだろうってハナシですけど、どうやら本人が語っていたらしい。1995年に伊集院光さんのラジオに出演したときにハッキリともんたさん自身がギャランドゥについて語ったそうです。

「ギャランドゥはデタラメな英語」で、「曲を作るときにいつも適当に英語風に言葉を発しながら作る」んだけど、「ギャランドゥというフレーズが音が良くて気に入ったから残した」とのこと。テキトーにデタラメに口ずさんだ言葉が「ギャランドゥ」で、意味はないということです。

ギャランドゥ=へその周りの毛になったわけ

では、そのテキトーな言葉「ギャランドゥ」がなぜ「へその周りの毛」という意味になったのか。

探ってみると、こんな記事を見つけました。

ここで登場するのがなんと松任谷由実さん。ユーミンが、なぜ。

2018年5月25日に放送されたラジオ番組『松任谷由実のオールナイトニッポンGOLD』で、松任谷由実さんが亡くなった西城秀樹さんを偲んでこんなことを言っていたそうです。

『ギャランドゥ』っていう彼のシングル盤のジャケットがブーメランパンツで、見事なヘソ毛だったもんだから、それを『ギャランドゥ』っていう風に結びつけたのは、この番組の前身、11年間務めた『(松任谷由実の)オールナイトニッポン・土曜日』。

どうやらユーミンのオールナイトニッポンに毛に関する悩みとか自慢をリスナーから寄せてもらうコーナーがあって(何やそれ)、そこで体毛のことをユーミンが「ギャランドゥ」と呼びまくっていたらしい。で、それは西城秀樹さんの見事なヘソ毛から連想したらしい。

ちなみに、レコードジャケットだけじゃなく秀樹さんの『ギャランドゥ』の衣装もヘソ下までのズボンだったらしく、さらに『オールスター水泳大会』などで秀樹さんが見事なヘソ毛を披露していて、それを普段からテレビで見ていた視聴者にもその意味がスッと入って来たんでしょうね。

かくして、ヘソの周りの毛=西城秀樹=ギャランドゥ、という風にどんどん浸透していいったとさ。

これを受けて、西城秀樹さんも「ユーミンが言い始めた」とか言っていたとかいう話もあります。

最後に

つまり、「ヘソの周りの毛」を意味する「ギャランドゥ」という言葉は、もんたとヒデキとユーミンという最強のコラボによって出来あがった造語だということです。何かスゴい。

ちなみに、ぼくのギャランドゥも結構スゴいぜ?