たまーにあるじゃないですか。同じ歌が頭の中で何回も再生されること。
こうなると意識してるとなかなか終わらない。意識しなくなっていつのまにか鳴りやむまで待つしかないという。
ぼくはここんところ、そして今もこの状態で、頭の中を流れているのはヒガシマルの『うどんスープ』のCMソング。
ヒガシマル うどんスープとは
兵庫県たつの市に本社を構えるヒガシマル醤油は淡口(うすくち)醤油の老舗です。
その播州の本格的な淡口醤油で本場関西風のうどんのだしの味を再現したのがヒガシマルの『うどんスープ』です。
がっつり関西風のうっすいスープが出来上がるので、もしかしたら好みがわかれるかも知れませんね。正直ぼくもあんまり…だったりします。
しかし、この商品のCMは秀逸です。そのCMソングが。みなさんも知ってるでしょう。
「きつね たぬき 天ぷら 月見 お肉 ヒガシマル うどん うどん うどん スープ♪」ってやつです。
ヒガシマル うどんスープのCM
このヒガシマルうどんスープのCMソングが頭の中を駆け巡っているので、こうなったら本格的に観て聴いてやろうと思い、探してみたらなんと“完全版”とかいうのがありましたので早速聴いてみました。
おおー、何というか、スバラシイ。
歌っているのは知久寿焼さん!
この動画のページに書かれていたクレジットで初めて知ったのですが、歌っているのは知久寿焼さんだったのか。知久さん、知ってますよね、“たま”のあの人です(若い人は知らんか)。そうだったのか!ていうか、言われてみれば知久さん以外の誰でもないじゃないですか!
蛇足ですが、ぼくは知久さんをナマで見たことあります。確か大阪のミナミを歩いているとき、ゲタの音が後ろから近付いてきたので振り向いたらそこに知久さんがいたのです。いや、それだけのハナシですけど。
曲は本格ジャズ!?
改めて聴いてみると、曲のアレンジがジャジーで本当に素晴らしい。
ベースラインはもちろんのこと、金管楽器(トランペット?)の使い方も本格的なジャズですよこれは。
そして、最後の「うどんうどんうどん、スウプゥ~」というメロディーラインもこれまた。
ちょっと惚れ直しましたね。
アニメも芸が細かい
そして、このコマーシャルのもうひとつのキモであるアニメですが、これまた素晴らしい。
まず、振り付けがいいですよね。サビの「うどんうどんうどんスープ」のところのピーンと胸を張るところが好きです。あと、完全版では2番の前に1番のキャラが左にはけていくのが確認できますが、そのときに牛が遅れるのも面白い。
そして、CMでは見られない2番に登場するワカメの動きを見てください。なびき方が芸術的ですよ。
さらに、「うどんうどんうどんスープ」のところのピンと胸を突きだすポーズのときのモチにも注目。プルルルンという動きはなかなかスゴイ。
最後に
というわけで、改めてヒガシマルうどんスープの歌を見て聴いてみると、その曲とアニメ、そして歌声が全て最高峰の名曲であり、そのCMは総合アートとして最高の作品だということがわかりました。
ヒガシマルすげぇ!
というわけで、こんなの書いてますますぼくの頭の中にはヒガシマルうどんスープの歌がエンドレスに流れるのでした。
助けて!