どうも!コバヤシです。
ときどき昔を思い出してはキュンキュンしてるオッサンです。
てなわけで、今回もキュンキュンネタでいって見ようと思います。
好きなコに気づいてもらいたい!
高校生のときの話なんですけど、高校生ともなると「誰と誰が付き合ってる」「誰と誰が別れた」とかそんな話はいやでもジャンジャカ耳に入ってきますよね。
そして密かにその噂の当事者になりたいなぁとか思って好きな子の家の前まで行ったりしても、絶対に家にいない時間を選んで行って、帰ってきそうな空気になったらビビッちゃってむしろ会わないようにして家に帰って悶絶したりしてました。ええ、チキンです。
そして、悶絶する高校男子はがんばります。
いいいい一緒にはははは花火見に行こう!
そんなとき『元気が出るテレビ』の「勇気を出して初めての告白」のコーナーなんかを思い出して(ウチの高校にも来たんやで)、「そうだ!告白しよう!」と思い立ったりします。
一生懸命いいイメージトレーニングをしつつ、捲土重来、あのコの家に向かうひとりの青年すなわちぼく。頭の中にはそのころ爆発的に流行ったKANの『愛は勝つ』。
「かーなーらーずー最後に愛は勝つ~♪」なんて歌いながら来たモンだから「よっしゃああああああああ!!!!」と気合十分なぼくはインターホンを押しました。
ガチャ。
とドアが開いた瞬間、大きく膨らんでいたぼくの心は急激にしぼみ始めます。ええ、チキンです。
「めっちゃ好きやねん!」と言うはずだったが言葉が出てこない。やっと言った言葉がが「いっしょに花火行かへん?」。
なぜ先にデートに誘ったのか
ここでビビったぼくはなぜ花火に誘ったのかと言うと、確実にビビったからでした。振られるのがめっちゃ怖い。
そこで、前クッションとしてのデートのお誘いを考え付いたのです。
「いっしょに花火行かへん?」と言われた女子は、ぼくといっしょに花火に行ってもいいならYES、ダメ絶対一緒になんか行かへん!となったらNOというでしょう。
逃げまくってるダサ男のぼくは逃げの一手で様子見をしたというわけですね。
そしたらアナタ、OK出ましたよ。
舞い上がる
やったあああああ!!!と舞い上がりつつ帰宅し、ここらへんからキュンキュンモード突入です。
あの子はどんなカッコで来るんだろうやっぱり浴衣だろうかうなじなんかが見えたりしてそういうときどうすればいいんだろうか見ちゃってもいいもんだろうか手を繋ぐことができるんだろうか手を繋ぎたいそしてあわよくば!!!
と妄想全開の状態になりつつ、思い出す。
告白しなければ!
浮かれてる場合ではない。
いっしょに花火を見上げる
さて当日!またも『愛は勝つ』を聴きまくってテンションをアゲアゲにしておきました。
待ち合わせ。浴衣。なんとなく目を合わせてすぐ逸らし、見つけておいた穴場へ向かって歩く。平静を装ってはいますが全然心の中は穏やかじゃない。
うわぁ来てくれたほんとに来てくれたこれは夢じゃないかしらしかもしかもしかも浴衣だ浴衣!かわいいなぁかわいいなぁかわいいなぁかわいいなぁこんなにかわいくなって来たからには脈ありということでいいんじゃないの来てくれたんだからさていつどんなタイミングで告白しようか?
なんてことを考えてたらバッチリ花火開始の時刻になってほどなく穴場へ到着。高台になってるところなので、ほぼ真正面に大きく見える花火。並んで立ってみる花火。
お互いなんかチラッと見ては目が合ってあわてて花火に目を戻す。
ドキドキドキドキドキドキドキ。
この後ぼくは結局告白できずにそのまま家に帰り、何となく恥ずかしくって話もできなくなりその子に対する思いはぼくのビビリによって成就することなくしぼんでなくなりました。
ここがキュンキュン
告白する前、まだ付き合ってもないのに2人で花火を見ながらお互いに告白を言おう待とうと考えてる瞬間がキュンキュンやわ!
言っちゃえ、言っちゃえよ!アホかお前は!タイムマシンができたら真っ先にこの時の気持ちをストレートにあの子に伝えるのに。
最後に
てなことを『グランブルーファンタジー』のCMを観ながら思い出したんです。
ではまた。