2022年10月30日の東京競馬場の第5レースの新馬戦、勝ったのはエメリヨンという馬でしたが、ぼくはこの馬のファンになりました。
久々に「ええやんけ!おもろいやんけ!応援したる!」って思えたのです。
素晴らしいレース展開で勝ったからではありません。いや、それもあるんですけど、その前に盛大にやらかしてるからです。盛大にやらかしたのに、貫禄の走りで勝ったからです。
「勝つんかーい!!!!」というツッコみを入れることができる競走馬が好きなんです(なにそれ)。
エメリヨンの“やらかし”
では、エメリヨンは一体なにをやらかしたのか。ご覧ください。
って、サムネがもう…。
見ましたか。
「ゲートいやいやああああああああ!!!!!!」となっているエメリヨンの姿を。それなのに圧倒的な勝利を手にするその姿を。
みなさんも途中で「勝つんかい!」と言ったことと思います。
振り落とされエメリヨンのボディプレスを食らってもケガすることなく勝たせる福永騎手もスゴいけども、やっぱり「なんだいこのじゃじゃ馬は!応援したくなるじゃない!」と思っちゃいますよね。
いや、それにしても…。
いやいやいやいやいや…スゴいな。
ゲート難で強い馬が好き
というわけで、ぼくはゲート難なのに強い馬が好きなんです。
何回か書いてますけど、ぼくが好きな競走馬の二大巨頭といえばタマモクロスとセイウンスカイ。で、タマモクロスはいざ知らず、セイウンスカイのほうはこのゲート難で大好きになった馬なのです。さんざんゲート入りをゴネて他の馬をイライラさせた挙句、自分は大逃げで大勝するセイウンスカイを見てはゲラゲラ笑って「ナイス!ナイスぅ~!!」って言って応援してました。
それ以降も、ディープインパクトの引退レースで盛大にやらかしたわがままスイープトウショウや、ゲートの中に入っても咆哮を上げたり立ち上がったりするゴールドシップ、ゲート難で引退しちゃったブチコ(日本初の白毛GⅠ馬ソダシの母)なんかは応援してましたねぇ。
思えば、ブチコの父はキングカメハメハ、今回のエメリヨンの父はドゥラメンテはキングカメハメハの子、キンカメの血ってゲート難を出すんですかねぇ。
まぁ、そんなんどうでもいい。ただただ、ゲート難サイコー!!!
最後に
というわけで、次のレースもやらかしてくれるのかエメリヨン、期待です。ゲートを嫌がったのは初レースの緊張からなのか、それとも持って生まれた血なのか、次のレースでわかるでしょう。
次のレースも「いやいやあああああ!!!!」とやった挙句に勝つようなら、これは本物かもしれません。そのときは、ずっと応援していく所存です。