我々埼玉西武ライオンズファンにとって、2024年はホントに地獄でした。
シーズン91敗って…。
なかなかない経験をしたわけですけども、2025年になりキャンプが始まって、その理由ってのがだんだん分かってきましたね。理由が分かってきたというか、「もしかして」と思ってたことが「やっぱりそうか…」と分かったというか。
外崎サードで佐藤龍世が
まず、監督が西口さんに変わって外崎選手がサードにコンバートという話がありました。
外崎を?サードに?外野じゃなくて?という疑問はファンの多くが持ったんですけども、外野がヤイヤイ言ってもしょうがないところです。外崎サードの是非はともかく、それに対して佐藤龍世選手がこんなこと言ったんですよ。
「僕の中では外崎さんとの争いは絶対にしたくない」
「外崎さんと争うくらいならライトにいきます。外野用のグラブももう頼んでいます。なんなら捕手だっていい」
ぼくはまずここで「は?」と思ったんです。
2024年シーズンで打撃では一番の成績を上げた佐藤龍世選手がなんでそんなこと言うの?外崎選手を追い落とす勢いでやってくれないの?
そしてキャンプが始まったら外崎選手がこんなことを。
「難しいところですね。プロ野球選手としては戦っていかなくてはならない関係ですが、人間としてはと言うか、先輩・後輩としては、できればやりたくない」
いや、言うなよ。思うのはいいけど。
なにこのユルい世界。
プロとしてチームに競争がなく、仲良しこよしでやっている。そりゃ強くなるわけないですよ。
ぼくは外崎選手も佐藤選手も好きですが、ホントに嫌いになっちゃうレベルで「何言ってんの?」と思ってます。ホントに嫌いにはなりませんけど。
仁志さん鳥越さん呆れてる?
ぶっちゃけ、昨年のシーズン中にユルいなぁと思ってたのは内野より外野の選手たちだったんですけど、外崎さんがそんなカンジとは。
キャンプに入って、この辺のことについて新しくコーチになった仁志さんや鳥越さんが言及しだしましたね。
仁志コーチが外崎選手についてキビシイことを言っています。
「多分もっと若い頃にやれた事はあったと思う。見てると引き出しが少ないと感じた。年齢的には動きが落ちても技術が上がってくる時期だけどちょっと動きが悪いだけになってる。要するに外崎もやる事はまだまだたくさんあるということ」
要は、「今まで何やってきたの?」とズバっと言われちゃったわけです。
そして鳥越コーチ。
「野手に関しては現役の時や他チームのコーチをしている時より子どもっぽい。意思統一もできてないし決まり事もできてない。自信なさげな選手も多いのでもっと積極的に行くように言っている」
これまたズバっと。鳥越コーチは千葉ロッテのコーチになったときに「みんなちゃんとしてて最下位のチームの雰囲気じゃない」と言ってましたから、埼玉西武ライオンズは「ちゃんと最下位のチームだ」と思ったことでしょうね。
つまりは、プロとして勝利を目指す意識がまったくない集団、それが埼玉西武ライオンズということです。最下位になるのは当たり前です。そしてそれこそが、埼玉西武ライオンズダントツ最下位の原因です。
最後に
逆にいえば、チームを立て直すにはまず体力技術云々より意識からグルンと変えなくてはならないということです。
そしてライオンズに何の縁もない仁志コーチ、鳥越コーチ、大引コーチが来てくれてその辺をホントに一生懸命変えようとしてくれているのはキャンプを見てて分かります。感謝しかありません。
選手たちは、奮起せよ!
ぼくらファンは、去年をくぐりぬけても尚ファンのままです。勝利を待ってます。頼むぜマジで。