コバろぐ

社会人ブロガー頑張る

ぼくらは『Mr.プロ野球』でプロ野球の裏側を学んだ

当ブログではアフィリエイト広告を利用しています

★Kindle本は安く買おう→【お買い得】現在進行形のKindleセール情報!【随時更新】


みなさんは、『Mr.プロ野球』という野球カントクシミュレーションゲームをご存知でしょうか?

ぼくはすでに『新ベストナインプロ野球』(ファミコン『ベストプレープロ野球』の前身)で野球監督シミュレーションに慣れ親しんでいて「面白い!」と思ってたので、この『Mr.プロ野球』にもすぐ飛びついたんですが、このゲーム経営の要素も入っていてその他もかなり独特です。

『Mr.プロ野球』とは

『Mr.プロ野球』は、プレイヤーが野球の監督になってリーグ制覇をめざすシミュレーションゲームです。1987年にRPGで名をはせていたクリスタルソフトより発売されました。当時の12球団のデータが入っており、好きなチームの監督になることができます。リーグは任意の6球団を選ぶカタチにはなるんですけど。

で、書いたとおりこの『Mr.プロ野球』はかなり独特なのです。

まず見た目からしてスタジアムを横から見てるのが奇抜。プレイヤーは監督と言えどもまるでスタンドから観戦してるかのような錯覚に陥ります。

Mr.プロ野球
(画像掲載元:PC-8801mkIISR : Mr.プロ野球 - Old Game Database

また、おそらく野球シミュレーションでは唯一と言っていいかもしれない(他のタイトルであったかな?)、ブルペンのシステムも導入しています。リリーフ投手はブルペンで肩を作らないといきなりゲームに出ても全然実力を発揮できません。プレイヤーは試合の展開を見ながらブルペンを指示し、ちょうどいい場面で登板させる必要があるのです。

さらに、各球団には資金や選手の年俸がきちっと決まっており、プレイヤーは経営でも手腕を発揮しなければなりません。あまりに負けが込むと観客が減りすなわち収入が減り、選手に給料を払えなくなったりするので注意です。

うーん、なかなか本格派。

『Mr.プロ野球』でプロ野球の裏側を知る

さて、そんな本格派プロ野球監督オーナーシミュレーションゲーム『Mr.プロ野球』ですが、余計なところまで本格派です。なんかヘンなコマンドがあったりするんですよね。「会食」「酒宴」「胴元」「仕掛人」とか、他の野球ゲームでは見ないコマンドですよね…。

なんか胴元から他球団の情報を買ったり、選手を高級クラブやキャバレーに連れて行って監督魅力アップしたり、後援会にゴマすりをするというのは分からなくもないのですが(それでもなんか生々しいけど)、仕掛人を使って他チームの選手のスキャンダルを暴き出場停止にさせるなんて、こんなん実装する必要ある!?ってカンジです。もちろん、他球団から自球団の選手が餌食になることもあってリアルです。リアルか?

まぁとにかく、プレイヤーはこの『Mrプロ野球』で「プロ野球は試合や練習など見えているところだけではない。裏では色々ドロドロしてんだよ」ということを知ることができました。ホントのところはどうか知りませんが。

最後に

そんなわけで、『Mr.プロ野球』は他にはない唯一無二の野球シミュレーションゲームでした。

ちなみに、この『Mr.プロ野球』を制作した人が独立して日本クリエイトを作り、『野球道』シリーズを世に出しました。このシリーズはよく続きました。

さらにちなみに、ファミコンにも移植されていますね。『日本一の名監督』(アスミック)がそれです。