野球の大谷翔平選手がロサンゼルス・エンゼルスに入団することが決まり、会見を行いました。
(画像掲載元:Shohei Ohtani is asking fans to pick a nickname for him and we are taking suggestions | MLB.com)
ついに、日本球界の至宝が海を渡ります!
大谷翔平は二刀流で活躍できるのか
日本の野球に新しい可能性を示した二刀流が、メジャーでも通用するのかどうか、誰もが気になるところだと思います。
メジャー球団と契約するにあたって大谷選手はおそらく、投手としても打者としても使ってくれるかどうか、二刀流を続けることを認めてくれるかどうかを優先したんだと思います。その結果、ヤンキースのビッグマネーを蹴ってエンゼルスに決めたのでしょう。おそらく。
エンゼルスのソーシア監督も「投打で試合を左右する力がある」との見解をしめしていますから、エンゼルスなら二刀流での起用が期待されます。
では、二刀流で起用されるとして、大谷選手はメジャーで活躍できるのか、エンゼルスのチーム事情とともに考えてみたいと思います。
投手として
エンゼルスには現在、絶対的なエースというのはいません。故障で6勝止まりだったリチャーズ、シューメーカー、そしてラミレスあたりが中心になるのですが、メンバー的に見てもローテーションの一角に入ることはそう難しくなさそうです。
球団側も大谷選手を含めた6人でローテーションを回す準備をしているとのことですし、元々投手としての才能はメジャーでも認められているので、キャンプからアピールできれば間違いなく先発投手として起用されるでしょう。
また、捕手のマルドナドも「2015年と16年の試合の映像を全て寄越せ」と球団に申し入れて大谷選手の投球を受ける気マンマンで、さらにエンゼルスはショートのシモンズを中心に守備もいいので投手・大谷のバックアップも万全といえると思います。
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そういう意味では、投手・大谷の活躍に死角なし!
ボールの大きさ、マウンドの高さや柔らかさに早めに馴染めばかなりいい線いくかと考えられるんじゃないでしょうか。
もしかしたら、開幕投手もあるかも!?
打者として
打者としての大谷翔平選手は、左方向にも力強い打球を打てる左打者として重宝されそう。エンゼルスの中心選手はトラウトやプホルス、シモンズやアップトンなど右打者ばかりですから。エンゼルスにとって、大谷翔平という選手は打者としても貴重な選手なのです。
しかし、外野の守備に付くことはまずなさそう。レフト・アップトン、センター・トラウト、ライト・カルフーンというリーグでも屈指の外野陣をいじることはないでしょう。
となるとDH起用が主になるんですが、ここには通算614本塁打のプホルスがいます。プホルスは元々一塁手なのですが、故障からここ2年はDHで起用されています。しかし、すでに球団はプホルスに一塁手での起用を打診し、本人も前向きだということなので問題ないでしょう。
ただ、やっぱり投手のパワーは日本とは違うので、本塁打量産とはならないとは思います。大谷選手には、本塁打を狙うあまりカタチを崩すことがないようにしていただきたい。
二刀流・大谷翔平として
そんなカンジで、エンゼルスというチームの事情を考えてみると、大谷翔平選手の二刀流起用は全然アリなカンジですね。
おそらく技術的な面では投手としても打者としても、あっという間にメジャー流を吸収して今より良くなる気配がプンプンするので、あとはメジャーのパワーにやられないかどうかだけが心配です。やっぱ甘いモンじゃないですからね。
しかし、大谷翔平という選手は、今までもぼくら野球ファンの心配をよそに否定的意見を結果でねじ伏せ、度肝を抜いてきた選手です。
なんかメジャーでもやりそうな気がする!!!
最後に
とにかく、メジャーリーガー大谷翔平誕生です。しかも二刀流メジャーリーガーになるかもしれない。
これはホントにスゴいことですよ!
ぼく的には、野茂松井イチローダルビッシュ田中のときよりもワクワクしてるかもしれません。
ただただぼくは、大谷翔平という若者の“夢”を応援したいと思います。