メジャーリーグのルーキー・オブ・ザ・イヤー(新人王)が発表されました。
ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平選手がどうなるのか心配されたところですが、見事アメリカンリーグの新人王に選ばれましたよ!
アンドゥハーとの一騎打ち
大谷選手は、ヤンキースのアンドゥハー内野手とトーレス内野手とともに最後の3人に残ってましたが、最終的にはアンドゥハー内野手と一騎打ちになるだろうと予想されてました。
アンドゥハー選手はヤンキースという名門のサードを守り、打率.297、27本塁打、92打点の成績を挙げていましたが、最終的には二刀流のインパクトが勝ったというところでしょう。
大谷翔平、今季の成績
大谷翔平選手の今シーズンの成績を振り返ってみましょう。
まず打者として。
打者としては104試合に出場し、打率.285、22本塁打、10盗塁をマーク。OPSは.925と、メジャーでも8位に入る数字を出してますが、打率同様規定打席には達してません。
次に投手として。
投手としては、10試合の登板して4勝2敗。防御率は3.31で奪三振は63個。ちなみに奪三振率は10.97でした。防御率、奪三振率は規定投球回数に達してないのでランキングには入りませんが。
二刀流をすると、打者としても投手としても規定数に達しないのがネックですね。どれだけ数字を伸ばしても打率やOPS、そして防御率や奪三振率は記録に残りませんから。
今回の新人王の選出にもそこがどう見られるかが勝負でした。
日本人選手ではイチロー以来!
日本人選手としては、1995年の野茂英雄投手(ドジャース)、2000年の佐々木主浩投手(マリナーズ)、2001年のイチロー外野手(マリナーズ)以来の4人目ということになります。
最後に
いやー、どうなるかと注目していましたが良かった良かった。
1年目に獲るしかない賞ですから、獲らないより獲っといたほうがいいですからね。
来年は打者一本になるでしょうから、二刀流では規定打席に届かずに獲れないかもしれない首位打者を狙ってほしいなぁ。