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大谷翔平がついにメジャーリーグでも“リアル二刀流”

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日本時間で2021年4月5日、カリフォルニアエンゼルスの大谷翔平選手が2番ピッチャーで先発出場しました。

2番でピッチャー!

そうです、ついに彼はメジャーリーグで“リアル二刀流”を実現したのです!

日本では7試合やってましたが、アメリカでもやっちゃうとは控えめに言ってバケモンです。

大谷翔平
(画像:STARTING PITCHER Shohei Ohtani hits a MOONSHOT! (Crushed home run to right at 115.2 MPH) - YouTubeより)

ダブル100マイルオーバー

2番投手で先発出場した大谷翔平選手はこの日、第1打席でいきなりホームランをかっ飛ばしました。飛距離は451フィート(約137m)。このときの打球初速は115.2マイル(185キロ)だったそうです。そして、投げては101マイル(162.5キロ)の速球を投げています。

メジャーではスタットキャストというツールでデータを解析していますが、これが導入されてから1試合で同時に急速100マイル以上と打球初速100マイル以上が計測されたのは40試合目で、それが同一選手でなされたのはもちろん史上初でした。

そして、アメリカンリーグの投手がアメリカンリーグのチームから本塁打を放ったのは1972年シーズンのハリソン投手以来なのですが、この試合はDH制度が導入される前年の最終試合。要するに、アメリカンリーグにDHが導入されてからは、アメリカンリーグの投手がアメリカンリーグのチームからホームランを打ったのは初めてのことになります。普通にそれが当たり前なんですが。

つまり、この日の大谷翔平選手は今までではあり得ないことを高次元で為し遂げたのです。

単純に、スゴすぎ。

5回を投げて味方のミスから打者は何もしてないのに3点を与えることになってしまってさらに相手選手のスライディングで負傷退場するという不運なことになってしまいましたが、世界中の野球界に多大なるインパクトを与えたといっていいでしょう。

大谷翔平伝説の始まり

ぼくは、大谷翔平選手がまだ北海道日本ハムファイターズに在籍しているときに1番ピッチャーで出場し先頭打者本塁打を打ったとき、驚きをもって「大谷翔平の二刀流は完成した」と思いそれを記事にしました。

www.cobalog.com

とんでもなかった。このときは大谷翔平伝説の序章も序章でした。あれから日本で二刀流の結果を出してアメリカに渡り、ついにDH制度のあるアメリカンリーグで2番ピッチャーで先発出場して結果を出すという偉業を成し遂げてしまいました。

このころ、ぼくは大谷翔平選手は投手か野手かどっちかで一本化するべきだと思ってましたし、どちらかというと野手に専念するべきだと思っていました。これはもちろん、どっちかに専念すれば今までにない記録を出すだろうという予測からでした。そして、打者としてのほうがよりインパクトのある数字を残すのは間違いないと思ってました。それは今でも変わりません。

しかし、今回の大谷翔平選手は、そんなぼくに「もう両方やってしまえ!」と言わせるほどでした。記録なんてもうどうでもいい、それよりも野球ファンが今までに受けたことのない衝撃を与えてくれる存在というのは非常に貴重ですし、その衝撃を受けたくない野球ファンなどいないのです。

大谷翔平選手は、これからも“リアル二刀流”で我々野球ファンのド肝を抜き続けてくれるでしょう。

おそらく2021年4月5日は、その最初の日です。大谷翔平伝説は始まったばかりなのです。

最後に

ちなみに言っておきますと、これから始まるこの大谷翔平伝説は、大谷選手を二刀流として起用できるエンゼルスのマドン監督の功績によるところも大きいですし、もっと言えばプロになって二刀流の道を拓いた日本ハムファイターズの栗山監督によるところも大きいでしょう。

伝説を作る選手はやっぱり、いい監督と出会うんでしょうね。