ぼくは今、ほっこりしています。
ぼくの「とりあえずいろいろ細かいものを入れとくボックス」から昔娘からもらったお守りが出てきて、そのときのことを思い出したからです。
娘からもらったお守り
昔書いてたブログをチェックすると(現在、残ってるけど非公開)、そのお守りをもらったのは娘が小学4年生のとき、記事のアドレス見ると2014年11月でした。
そのお守りがこちら。
「お父さん」とあります。いや、「お父さん」とか書かれても何のこっちゃわかりませんがな。
しかしですね、これを裏返すとですね…。
「大すき」とあるわけですー!!!!
どうだ!
今じゃ全然言ってくれないゾ!
これがどこ行ったのかとずっと思ってたんですけど、ひょっこり出てきたんです(もちろん、どこかにいっちゃった、というのは娘にはナイショ)。
出てきて良かったーと思うと同時に、これをもらった時のことを思い出してほっこりしてたわけです。
お守りをもらったときのこと
そのとき、ぼくは仕事で割ととんでもないヘマをやらかしまして、その処理に忙殺されるわ色んな方面から怒られるわで無茶苦茶ヘコんでいました。
普段ぼくは、仕事を家に持ち込まない主義なので、ヘマしても家にいるときはそのことがわかんないようにしてるんですが、そのときはそんなこと言ってられないくらいヘコんでいて、家に帰ってもうつむいて何も話さず、酒をくらってるだけのクソ野郎と化していました。
そんなある日、昼飯を食ってると左胸のあたりに何かがありまして。「?」と思って仕事着の上着の内ポケットを探ってみたら、このお守りが出てきたんですよ!
泣きましたね。頑張らんといかんなぁと思いました。
あとでカミさんに聞くと、何も言わずにいきなり作り出して、完成したら上着を洗濯したあとにそっとポケットに入れていたらしいです。娘は割と人間観察に優れているので、ぼくが落ち込んでるのに感づいたんでしょうねぇ。
末恐ろしい
そんなワケで、もらったときは超絶感動したわけなんですけども、時が経って改めて考えてみるとなんだか「こええ」ってなってます。
どこが「こええ」のかというと、「お父さん大すき」と書いてるところ。落ち込んでいるぼくを励ますのに、「お父さん頑張って」でも「お父さん元気だして」でもなく「お父さん大すき」とか。
「頑張って」とか「元気だして」とかでもそりゃあ「よっしゃ頑張るか…」ってなりますよ、もちろん。でもいきなり「お父さん大すき」とか言われたら「よおおおおおおおっしゃあああああああ!!!!!やるぞおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!」ってなるもの。
つまり娘は、小学4年の段階でオトコを奮起させる術を知っていたんです。年上の長男や次男はぼくが落ち込んでることすら気づいてなかったのに。
女の子ってこええ。
最後に
しかし、こんなに大事なものを「とりあえずいろいろ細かいものを入れとくボックス」に入れていたなんて。
これからはまた、肌身離さず持つことにします。
ていうか、「とりあえずいろいろ細かいものを入れとくボックス」ってなんだよ。