どうも、歴史シミュレーション大好きブロガーです。しかし、段々とPCの前に座ってジックリ『信長の野望』を遊ぶ、なんてことが出来なくなってきました。時間的にも体力的にも。
そこで、スマホで遊べる戦国ゲームはないかなーなんて探してたんですが、それもこれもクソのようなソシャゲばっかり。「ああ、スマホで遊べる本格的な戦国シミュレーションはないのか!!!」と嘆きながら探してるときに見つけたのが、今回紹介する『ポケット戦国』です。
これ、むっちゃ面白い!
『ポケット戦国』とは
■□ 君のポケットに戦国時代をつめこもう! ■□
スマホの中に広がる戦国の世界!街道を行き交う戦国の住民たち!全国に散らばる300の城と1000人を超える登場武将!究極のリアルタイム戦国シミュレーションゲームがiPhoneについに登場!!
『ポケット戦国』は、Shinya IshizakiさんがiOSに向けてリリースしている超本格的戦国歴史シミュレーションゲームで、プレイヤーは内政をして国を富ませ、軍を強くして他国を攻め取り、天下統一を狙います。
独特な雰囲気で描かれたグラフィックはどことなくほんわかしていますが、内政、外交、戦争、どれをとってもしっかり作り込まれていて面白い。
武将の能力
本格的なシミュレーションゲームではありますが、武将の能力は政治と軍事のみ。
簡略化はされていますが、逆に言えばこれだけで十分とも言えます。欲を言えば外交力は欲しかったかな…。
しかし、これだけでステキな戦国絵巻を演出してくれて超楽しい。
内政
プレイヤーはゲームが始まったらまず内政をして農業収入と商業収入を増やさなければなりません。さらには民の忠誠度にも気を配って収入を増やしましょう。
内政は評定を開き、各武将に命令を与えることで行います。
戦争を繰り返し天下統一をするためにはしっかりとした経済基盤が必要です。内政を怠って戦争ばっかりしてたら破綻しちゃいますよ。
外交
戦国時代には、他大名との外交もめちゃくちゃ重要。全大名を敵に回しては天下統一なんておぼつきませんからね。
敵対したくない大名には定期的に親善大使を送り友好を高めておかなければなりません。これを高めないと同盟も組めませんから。
また、強い大名には臣従することもできますし、逆に大きくなったら周りの弱小大名を従属させて自由にこき使いましょう。臣従大名には城を与えたり取り上げたりできてこれまた楽しいです。
ともあれ、外交は戦国時代のキモです。しっかりやりましょうね。
戦争
さて、戦国シミュレーションであるからには一番大事なのは戦争。これがあってこその内政であり外交です。
そして、『ポケット戦国』はこの戦争もよく作り込まれていて良い!
戦争になったら、まず敵部隊に忍者を送り込み陣形を調べ、それに対応した陣形で挑みます。
そして戦闘はリアルタイム!瞬時に状況を判断し、そのときの最善の策をとってください(命令をするときは時間止まりますけど)。
戦争で重要なのは「士気」のパラメータ。これが下がると兵士の能力が落ち、ゼロになると敗走が始まってしまうので、士気がさがった部隊は後ろに下げて休ませる必要があります。
各部隊には「兵科」がありそれぞれの特徴があります。「足軽」は防御力に優れ、「侍」は攻撃力に優れ、「鉄砲」は遠隔攻撃、「騎馬」は機動力に優れています。足軽で敵を食い止めながら後ろから鉄砲で撃ち、そのすきに騎馬隊を回らせて敵の側面を突く!なんてのが成功したらめっちゃくちゃキモチいいですよ。
また、籠城もできますしされます。
敵の飢えさせて城を弱くしていくわけですが、籠城されてるときに後ろから敵の援軍が…なんて展開も日常茶飯事で決して気を抜けるものではありません。
イベント
このゲームには歴史イベントがあり、割と史実どおりに時代は進んでいきます。
桶狭間と本能寺はもちろんありますね。これらのイベントがより戦国時代への没入感を高めてくれます。
また、歴史イベント以外でも大名の動きがセリフで語られて面白かったりします。
足利でプレイしているとき三好に攻められたのですが、そのときに朝倉や六角が「将軍に弓を引くとは不届千番!」みたいなことを言いつつ援軍に来てくれたのは超うれしかったです(笑)
最後に
そんなわけで、簡単ではありますが『ポケット戦国』のご紹介でした。
ぼくは『信長の野望』も初代から全て遊んでる元光栄信者ですけども、この『ポケット戦国』はそんなぼくでも大満足のデキでした。むしろ最近の信長シリーズよりも面白いです。島津で1回天下統一して織田、長曾我部でプレイしたあと、現在は足利で幕府再興を目論んで遊んでます。
「スマホで遊べる戦国ゲームないかなー」なんて思ってる人は絶対に遊んでください。
960円とパッと見ると割高なカンジですが、これが960円で遊べるなんてむしろありがとうってなりますよ(笑)