コバろぐ

社会人ブロガー頑張る

大宮ラクーンよしもと劇場で「頂上漫才寄席」を見てきた

当ブログではアフィリエイト広告を利用しています

★Kindle本は安く買おう→【お買い得】現在進行形のKindleセール情報!【随時更新】


先日、大宮ラクーンよしもと劇場に家族で行ってきました。そして見てきた「頂上漫才寄席」。

珍しく全員の休みが揃うことがわかっていたため、ずっと前からチケットを取っていたのです。なんたって、出演がトータルテンボス、相席スタート、インディアンス、ゆにばーす、オズワルドという、M-1ファイナリストのみの豪華さですから、見ない手はありません。

大宮ラクーンよしもと劇場

今まで新宿のルミネ劇場には何回か足を運んでましたが、大宮は初めてです。こっちのほうが近いのに。

頂上漫才寄席

で、今回見てきた「頂上漫才寄席」は出演者が何人かが言ってましたが「M-1ファイナリストのみの出演、ただしチャンピオンはいない」という寄席でした。

漫才の頂上決戦に数回もしくは何回も出場しているコンビばっかりでしたから、5組と少なめとはいえ、めちゃくちゃ笑えるいい寄席だったと思います。後半の全員揃ったトークも良かった。

とても充実した時間だったので、忘れても大丈夫なようにそれぞれの感想などを残しておきます。

ゆにばーす

トップバターはゆにばーすでした。

まずは任されたからと淡々と今回のイベントの説明をする川瀬名人の横で突っ立ってるだけのはらちゃんの存在感がハンパなかったです。テレビだと分からないそのオーラにビックリしましたね。「これこれ、これがテレビだと分かんないんだよこの空気感が!」とひとりで興奮してました。

そして、川瀬名人。普段はこんなしゃべり方なんや、とこれまたビックリ。わざとなのかかかってたのか、M-1出場時の半分叫んでいるようなツッコミは見られませんでした。こっちがホンモノの川瀬なのか。

相席スタート

今回のメンバーの中ではちょっとパンチが弱いんじゃないの、と心配していた相席スタート。しかし、なかなかどうして面白かった。

最近は山添のクズキャラがひとり歩きしてる感じがありましたが、ネタもそのクズキャラを生かしたものに変えたようです。いや、前からクズを演じるネタは多かったんですが、それが洗練されてきたと言ったところかもしれません。

そして、ネタのテーマが「遠距離恋愛」だったんですが、いきなり夜にやってくる彼女が放つ言葉「来ちゃった」の“ちゃった”にクローズアップして畳みかける笑いに感心しました。揚げ足とって人を詰めるときに利用できるんですよね。そんなところもクズキャラを生かしてるというか。

なんだか昔とくらべるとかなり安定したなぁ。

オズワルド

なんかもう言うことありません!

知ってるネタでしたけど、生で見るとオモロすぎる。

笑いながら、畠中ってそんなにデカくないんやなぁ、なんてことを考えてました。ということは、伊藤はさらに小さい。感覚としては、2人ともテレビよりひとまわり小さいサイズ感でした。

インディアンス

もうたぶっちゃんのボケ連発も、きむがちょっとポンコツなところも認知されてきてる上に、ネタの完成度が上がってきているので爆笑の連発でした。

去年のM-1のときに思ったんですが、ネタの完成度が上がってるのは、きむの目を見張るほどの成長があるからですね。それまでは田渕に引っ張られる印象でしたが、去年のM-1ではきむがちゃんとネタをコントロールしてましたもんね。

やけにきむの顔が赤いと思ったら、午前中に酒を飲むロケをやってたらしい。

トータルテンボス

どうも一組だけ世代が違うようなトータルテンボスがトリでした。

このコンビも言うことはないですね、もはや。大村の静かなボケに藤田のボケのようなツッコミがたまらん。

言うことがないので、ライブで見て「おお!」と思ったことをひとつ。最近、オチの前に大村が藤田の内ももを叩くのがあるじゃないですか。大村が黙って叩いて「なぜ内ももだぁ!?」って藤田がツッコむやつ。あれ、テレビじゃわかんないけど、結構スゴい音してるんですよ。ガチで殴ってるんか?

トーク

バーッと流れるように5組がネタをやったあとは山添MCでの全員のトークでした。これがまた色んな意味で面白かった。

このメンバーですからどうしてもM-1の話になるんですが、みんな「もう散々話した!」と言いつつも色々と話してましたよ。ゆにばーすのはらちゃんが3位から転落して暫定ボックスから楽屋に戻る途中にトイレに寄ったら閉じ込められたことみたいな小さなエピソードから、トータルテンボスが出てたころと今のM-1の会場の空気の違いみたいな興味深いものまで、聞いてるほうがのめり込んじゃうカンジ。インディアンスきむとゆにばーす川瀬のM-1至上主義、トータルテンボス藤田の吉本原理主義の話も良かったですよ。

最後に

というわけで、やっぱり漫才は劇場で見るほうが絶対にオモロい、というのを再確認しました。なんというか、劇場で見るべきはコントより漫才、みたいな。

ゆにばーす川瀬のトーン、オズワルドのサイズ感、トータルテンボス藤田の内ももの音とか、絶対にテレビではわからないし、これは絶対に感じたほうがよりオモロいもん。

また笑いに行こうっと。みんなも笑いに行け!