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今までありがとう!エルネスト・メヒア!Mil gracias!Mejía!

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埼玉西武ライオンズは2021年7月26日、エルネスト・メヒア選手のウエイバー公示手続きを行ったと発表しました。

これにより、メヒア選手は埼玉西武ライオンズを去ることになります。

エルネスト・メヒア
(画像掲載元:https://amzn.to/3i3UJqk

ライオンズファンとして、非常に、非常に残念です。

しかし、残念がってばかりもいられません。ぼくらライオンズファンは、最大限の感謝をメヒアに届けなければならない。「ありがとう!」と言わなければならないのです。

ありがとう!エルネスト・メヒア!

エルネスト・メヒア選手は、2014年に埼玉西武ライオンズに入団しました。その年の5月14日に先発初出場すると初打席でいきなりホームランを放ちファンのド肝を抜いてくれましたよね。

その後は常にチームの中軸として大活躍を見せてくれましたが2017年に不調で初めて二軍に落ちました。翌2018年はケガをしたりして次第に実力が発揮できなくなり、その間に台頭してきた山川穂高選手にレギュラーを奪われる形になり、二軍にいることが多く一軍に上がってきても代打出場ばっかりだったりしました。

「ファーストを守る右の長距離打者」というのは常に需要があるものですから、ベンチを温めているメヒア選手に対し他球団からのオファーがあったとも聞きます。それでもライオンズに残ってくれて代打でホームランをかっ飛ばしてくれました。

チームに居ても代打出場、傍から見ると飼い殺し状態でもライオンズを愛してくれていましたし、日本野球へのリスペクトを持ってくれていましたし、腐らずにチームに貢献し続ける真面目な選手という印象でした。そして、そんなメヒア選手を、ぼくらライオンズファンは本当に愛していました。代打ばっかりでも、年俸が下がっても、他球団にいけばレギュラー&年俸アップなのに、なおライオンズに残ってくれたのです。愛さないわけがないでしょう、そして、感謝しないわけがないでしょう。

なのでぼくは言いたいのです。

Mil gracias!Mejía!

「ありがとう!メヒア!」

メヒア選手の母国ベネズエラの公用語はスペイン語、そのスペイン語で多大な感謝を伝える言葉は「Mil gracias」、今調べました。多分合ってます。間違ってたらごめんなさい。

多分合ってるのでもう一度書きましょう。

Mil gracias!Mejía!

退団するメヒアの言葉

ところで、今回の公示はメヒア選手本人の希望だそうです。

ライオンズを愛してくれているメヒア選手がなぜ、自分からチームを去ることを選んだのか。ここがファンとしては気になるところですが、野球専門メディア『full-count』に本人のコメントが掲載されていました。

「いま世界中がとても困難な時期であり、世界の反対側から日本に来た私にとって、家族がいないことは本当に大変でした。残りの2021シーズン、チームメイトの活躍を祈念し、チームメイトが健康で、力強くフィニッシュし、優勝できることを願っています。ライオンズファンの皆さん、2014年から長きにわたり熱いご声援をいただき本当にありがとうございました。皆さまには私の想いをご理解いただければ幸いです。家族を優先しなければならないということをお詫び申しあげます。これからもライオンズをずっとずっと応援し続けてください、私も異国の地から応援しています」

引用元:西武、メヒアのシーズン途中での退団を発表 「家族がいないことが本当に大変」 | Full-Count

そうか、ご家族との時間が欲しかったのか。このコロナ禍でいつ何が起こるかわからない状況で、家族の側にいたいというのは当然のことですよね。

お詫びなんかいらないよメヒア!ぼくらはあなたに多くの幸せと喜びを与えてくれたんだから!

最後に

エルネスト・メヒア選手は、間違いなく埼玉西武ライオンズに欠かせない選手でした。いや、今だって欠かせない選手です。

そんなメヒアが、ライオンズを去ります。本人の希望なのですから、誰にもそれを止められません。なので、もう一度言いましょう。

Mil gracias!Mejía!

今まで本当にありがとう!

メヒアサマサマヤー!

ぼくは、あなたが居たメットライフドームを忘れませんよ!