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【2023WBC】ヒヤヒヤの試合でも実は勝つべくして勝った侍ジャパン!

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いやあああああああすごかったですねええええええええええ!!!

ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)準決勝で日本代表侍ジャパンがメキシコ代表を破り決勝進出を決めました!不振に喘いでいた村上選手がサヨナラヒットを打ったのです!


(画像掲載元:第5回WBC準決勝・日本-メキシコ…:WBC2023「侍ジャパン」 写真特集:時事ドットコム

しかもサヨナラ!しかも村上!ってカンジでしたが、正直負けるかもって思った人も多いんじゃないですか。

でもぼくは確信してましたね、勝ちを。周東選手を代走で出したときに確信しました。確信です。

ぼくがそうやって後出しドヤ顔をする理由を説明しよう。

サヨナラを決めた侍ジャパン9回裏の攻撃

まずは侍ジャパンの9回裏の攻撃を振り返りましょう。

まず先頭打者の大谷選手が右中間にツーベースヒットで出塁しました。そして次の吉田選手が四球を選び1塁に出て代走周東選手、そして村上選手が左中間フェンス直撃のサヨナラヒットを打ったわけです。

クリーンナップ打者3人でサヨナラ、チームとして完璧な終わり方と言っていいでしょう。

この勢いで優勝まで突っ走ることができるんじゃないかと思えるほどの素晴らしい結果だと思います。

周東代走の効き目が出た!

ポイントは周東選手の代走起用だと思います。

大谷がツーベースを打ってメキシコ代表の投手ガイエゴス(ガジェゴス)は歴戦のリリーバーながらちょっと焦ったでしょう。で、次の吉田選手のときに焦りからか四球を出してしまいます。

しかし次は超不振の村上選手です。ガイエゴスは「三冠王と言えどまだまだ若者、プレッシャーには勝てないんだろう。ここも大丈夫だ抑えられる」と思ったかどうだかわかりませんが、少し落ち着いたのは間違いないと思います。

しかしここでファーストランナーに周東が代走で出てきます。

ガイエゴスはまたもや焦ったかも知れません。周東の韋駄天ぶりは既に国際的に知られています。

「シュートー!あのシュートー!まずい。間違って長打打たれると一気にサヨナラかも知れない…」

そう思って丁寧に投げたガイエゴスでしたが焦りが球に乗り村上選手がこれをバチコーンと打ち返し、ガイエゴスの不安的中、周東選手は前を走る大谷選手を抜く勢いのスピードで一気にホームまで帰ってきました。

周東代走からくるガイエゴスの投球のちょっとの狂い、これが侍ジャパンにサヨナラをもたらしました。

以上はぼくの勝手な見解です。

光る栗山采配!

しかしながら、ぼくは、この試合のMVPは大谷でも吉田でも村上でも周東でもないと思っています。あそこで周東を出した栗山監督こそMVPです。ガイエゴスの狂いを誘い出した周東代走を生み出したからです。

野球ってのは他のスポーツと違ってメンタルが如実に影響するスポーツです。なので、そのメンタルをコントロールすることこそ勝利への近道なんです、野球の場合。

そこを衝いた采配こそ周東代走です。

人によっては不振の村上の送らせてワンアウト2,3塁で勝負すべきだと思ったでしょうし、セカンドランナーの大谷にこそ代走周東を充てるべきと思ったでしょう。しかし、それは「まずは同点」という考え方です。

栗山監督は「ここで一気にサヨナラ」と考えたんでしょう。次の決勝に勢いをつけるためでもあったでしょう。それしか「1塁走者に周東代走」の理由がありません。つまり、あの場面では栗山監督が一番サヨナラにこだわっていたんです。そして迷わなかった。

つまり、栗山監督はサヨナラ勝ちという結果を導くために采配を振るい、思い通り試合をコントロールした。このサヨナラ、起こるべくして起こった。そういうことです。

以上はぼくの勝手な見解です。

最後に

さて次はアメリカ相手の決勝です。ぼくは準決勝メキシコ戦を見て確信しています。侍ジャパン勝ちます。

まぁそもそも、日本との対戦を避けトーナメントの山を捻じ曲げた(と思われても仕方がない)アメリカ相手に負けるとは思いませんけどね。

がんばれ侍ジャパーン!!!