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「Yahoo!スコア」の作成がデフォルトでオンなのでオフにして拒否った

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ヤフーさんが開始した「Yahoo!スコア」ってのが話題になってたので、ちょっと調べてみました。

そして、そっと「Yahoo!スコアの作成・利用」をオフにしました。デフォルトでONだったので。

「Yahoo!スコア」とは

ぼくはこの「Yahoo!スコア」ってやつが何者なのか全然知りませんでした。なので調べてみたんですが、「Yahoo!JAPANヘルプセンター」にこんなのがありました。

Yahoo!スコアはYahoo! JAPAN IDをご利用のお客様に特典や利便性を提供するサービスです。

Yahoo!スコアの利用目的は、お客様により良い体験やお得を提供することに特化しており、その利用用途はパートナー企業のサービスごとに審査・管理をしています。

引用元:Yahoo! JAPANヘルプセンター - Yahoo!スコアとは

そして、プレスルームにはこんなのが。

「Yahoo!スコア」は、本人確認の度合い、信用行動度合い、消費行動度合い、Yahoo! JAPAN利用度合いを測る4カテゴリーに属するスコアと、それらを集約した総合スコアで構成されています。事業者は、いずれか、もしくは複数のスコアを組み合わせて、Yahoo! JAPAN IDユーザーへの直接的・間接的便益提供のための活用が可能になります。

引用元:ヤフーが保有するビッグデータから開発した「Yahoo!スコア」 7月1日よりビジネスソリューションサービスの提供を開始 - プレスルーム - ヤフー株式会社

つまりヤフオクやYahoo!ショッピングやYahoo!メールなど、Yahoo!のサービスによって得られたビッグデータをスコア化して企業に渡してユーザーによりよい情報を提供しよう!ということでしょう。

より自分にあった情報が回ってくるようになってなかなかよさげ…ですけども。

「Yahoo!スコア」作成に使う情報

で、その「Yahoo!スコア」の作成に使う具体的なデータなんですけども。これもヘルプセンターにありました。それによると以下のとおり。

①本人確認… Yahoo! JAPAN IDにひもづく住所・氏名・電話番号・メールアドレスなどの情報の登録率、登録された電話番号およびメールアドレスの有効性、Yahoo! JAPANが提供するサービスにおける住所確認や本人確認の有無等

②信用行動…ヤフオク!における取引実績や評価、ショッピングでのレビュー回数、知恵袋での活躍度、Yahoo! JAPANへの支払い滞納の有無および回数、利用規約・ガイドライン違反の有無および回数、宿泊・飲食店等の予約キャンセル率、キャンセル連絡有無などの行動実績等

③消費行動…Yahoo! JAPANが提供するEコマースサービス、Yahoo!ウォレット、Yahoo! JAPANカードなどの利用金額等

④Yahoo! JAPANサービス利用…Yahoo! JAPANが提供するサービスの利用頻度などの実績等

たとえば「ヤフオクでくだらないフィギュアを高額で落札したりする埼玉に住んでる40代後半のオッサン」みたいなカンジで企業に情報がIDとともに渡されて、その情報をもとに企業は具体的な情報や商品やサービスをそのID宛てに宣伝したりする、みたいなカンジになりそうですね。

ぼくとしては、パートナー企業ごとに連携を同意するかどうか決められるそうなので、別に悪くないカンジかもなぁと思ったんですが…。

気になる文言

Yahoo!スコアよさげなのか、なんて思いながらヘルプセンターの扱うデータについてそのまま読み進めていくと、ちょっと「ん?」ってなる文言が出てきたんですよね。

それがこれ。

Yahoo!スコアの作成および利用は、お客様のプライバシーの保護に十分に配慮したうえで実施しております。

算出元データには、通信の秘密にあたる情報、スコア化することで不当な差別につながる可能性がある情報(要配慮個人情報、性別や職業等)は使用しません。

「不当な差別につながる可能性がある情報(要配慮個人情報、性別や職業等)は使用しません。」、逆に言うと、その可能性がない情報を使用してもいいよな?ということです。そして、その可能性の有無を決定するのはユーザーじゃないんでしょう?

これちょっと怖くないですか。ぼくはかなり怖いなと思ったんですよね。そうやってもう一回読み返してたら、こんな文も。

カテゴリーの種類やその構成内容については、品質向上や最適化のために追加や廃止を含む変更がなされる場合があります。

つまり、両方合わせて考えると、使っていい情報はYahoo!が決めるし、使っていいか悪いかも随時Yahoo!が変更可能ってことですよね。

それにより、よりマッチしたサービスをユーザーに提供できるってことなんでしょう。

「Yahoo!スコア」をOFFにした

さて、ヤフーのユーザーは、より細かく個々の情報がわかればよりマッチするサービスが提供できるからヤフーは随時企業に与えるID情報を最適化する、という宣言をされました。

ぼくはちょっと気持ちが悪いな。

天下のヤフーさんが集めてる情報で悪さをするとは思えないし、ヤフーと提携している企業もそんなことしないでしょう。しかし、大看板背負ってても誘惑に負ける小物はどの組織にもいるわけで。ここは用心しておきたい。

というわけで、Yahoo!スコアの作成と利用をOFFにすることにしました。なんかデフォルトではONらしいので。設定画面でできます。

Yahoo!スコア ON OFF

これでオフにはしましたけど、「設定が反映されるまで数日かかることがあります。あらかじめご了承ください。」とか、7月から外部の企業に提供が始まるというのに、間に合うんでしょうか。

オフにしたい人はお早めにどうぞ。

最後に

一応言っておきますが別に「Yahoo!スコア」が邪悪なわけではありません。個人情報が洩れることはそうそう無いだろうし、それによってユーザーが得られる利益もあることでしょう。便利になることは間違いない。

しかし、どうもぼくは自分の情報が数値化されるのも気持ち悪いし、スコアにどのデータを使うかも自分でわからないのも気持ち悪い。なのでオフにしました。

って、そもそもYahoo!IDは持ってるけどヤフーのサービスはまったく使ってないんですけどね。かなりスコア低いんだろうなぁ。