先日、都立町田総合高校で男性教諭が生徒に暴力を振るったと話題になってました。ボッコボコにしてましたね。その様子を映した動画がネットで拡散されてぼくも知ることになりました。
で、あの胸糞悪い動画をみて、うちの子も長男が高3次男が高2ですから、もしあれがぼくの息子だったらってどうしても考えてしまったんです。
考えてしまって出た結論としては、ぼくだったら我が息子をボッコボコにして先生に土下座しに行きますね。どんだけ考えても、それしか答えがありませんでした。
男性教諭が殴った経緯はハッキリ言って関係ない
あの男性教諭が生徒を殴った経緯ですが。
以前に生活指導の場で注意したことに不満を持っていた生徒が教諭に向かって文句を言ったことが発端だそうです。
本当かどうかはぼくは知りません、その場に居なかったので。しかし、そんなの問題じゃありません。
この生徒は明らかに相手の教諭をナメています。教師としてじゃなく、人として。それは言ってることを聞いたらわかるでしょう。
「どうしたいじゃないんだよ。どう、落とし前つけるんだよ」「ばかじゃないの。考えろよ。脳みそないのか。その小さい脳みそでよく考えろよ」
明らかです。
こうなると、年齢とか立場とか関係ないです。人が人を嘲って侮ってる。言われた方は己の尊厳を守る権利を持ってます。人を人として思えないやつを人として扱う必要なんかありません。
さらに、生徒のほうから「廊下に出よう」と提案したということ。そして「Twitterで炎上させようぜ」の声。教師にナメた口をきいたその目的は明らかですよね(ていうか、肝心のこの動画にこの「炎上させようぜ」が入ってる時点で幼稚園からやり直したほうがいいほどの知能だと見てとれる。ていうか、“落とし前”とか言う高校生ってどんだけアホなのよ)。
要は、世の中をナメきったバカガキなんです、こいつら(あえて複数形)。
教師に暴言吐いてるのが我が息子だったら
この動画を見てから、ずっと考えてたんですよね、これが我が子だったらって。
もう結論は書いちゃいましたが、やっぱりぼくは我が息子を殴るし、学校に引っ張って行って先生に頭を下げさせてぼくも謝罪します。当然ですけど。
ぼくが教育上(というほどのものではないですが)、普段から子供に言っていることは2つだけです。
「何があっても人に迷惑をかけるな」ということと「何があっても人をナメるな」ということです(理由は割愛)。普段は特に何事も口うるさくも言うつもりもないし、あえてほっとくことが多いんですけど、このどちらかをやらかしたときのみ、ぼくはめっちゃくちゃ叱りますし怒ります(やっぱり高校生にもなるとイキってカミさんにナメた態度を取りがち。そのときは…)。
そして、今回の件は、このどちらにも抵触します。それも激しく。ならばぼくも激しく怒り狂います。絶対に殴るし、引きずりまわす。この教師と同じように。それくらいをされる以上のことをしてるんですから。高校生にもなって恥ずかしい。
そうそう、恥ずかしい。世間様に申し訳がたたねぇ。できるだけ我が子がこんなことしてたなんて拡散させたくない。やっぱり我が子がやってたら「お前はなんてことをしでかしたんだ!」ってなりますわ手も出ますわ。ていうか、手を出す。自分の意思で。父親として。
最後に
とはいえ、この教師が感情に任せて生徒を殴ったのは事実。
なので、この先生も数日謹慎する必要はあるでしょう、罰として。殴られた生徒は当然退学が望ましいですけど。彼らがやったこと考えたらそれくらいでちょうど釣り合うんじゃないですか。
ところで、この件の報道をネットやテレビで見て一番バカだと思った外野の人は小池都知事です。
「体罰は避けなければならない。都教委はこれまで体罰根絶のため、いろいろなガイドラインを作ったり、校内研修などの取り組みを進めてきた。こうした中、事態が発生したことは残念」
これは体罰じゃねぇよバカ野郎。
まぁ、こんな記事書いてるぼくもバカな外野の人ではあるんですけど、これを体罰というほどにバカじゃなくて良かったです。