ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手が2024年9月10日現在、46本46盗塁を達成していわゆる40本40盗塁を達成し、前人未踏史上初の50本50盗塁に迫る勢いです。
40本40盗塁は、パワーとスピードを兼ね備えた超一流の選手がやっとこさ達成する記録なのに、なんだか色あせてしまいましたね。
それだけ大谷翔平選手がすげぇってことです。
40-40クラブ
ちなみに、メジャーでは1シーズンに40本40盗塁を同時に達成した選手たちをまとめて40-40クラブなんて呼んでたりします。
そして、今まで達成した選手はこれまでに大谷翔平選手を含め6人です。
- 1988年 ホセ・カンセコ(オークランド・アスレチクス)42本40盗塁
- 1996年 バリー・ボンズ(サンフランシスコ・ジャイアンツ)42本40盗塁
- 1998年 アレックス・ロドリゲス(シアトル・マリナーズ)42本46盗塁
- 2006年 アルフォンソ・ソリアーノ(ワシントン・ナショナルズ)46本41盗塁
- 2023年 ロナルド・アクーニャJr.(アトランタ・ブレーブス)41本73盗塁
- 2024年 大谷翔平(ロサンゼルス・ドジャース)46本46盗塁(2024.9.10現在)
40-40クラブと大谷翔平
みんなものすごい記録ですが、これからもホームランを打つであろう大谷翔平選手のホームランは40-40のシーズンで史上最高記録になりますね。逆に、盗塁は2023年のアクーニャJr.がすごすぎて追いつくことはできません。
また、他のメンバーは黒人とラテン系ばかりでそれはもう先天的なものでどうしようもないですが、そういう観点からでも大谷選手のすごさはわかろうというものです。つまり、アジア人初。
さらに、これだけの成績を残したんだからMVPは確実だと思ったりしますが、意外にも40-40クラブの中で達成した年にMVPになったのは2人だけ、カンセコとアクーニャJr.だけです。やっぱりチームが地区優勝をしないとキビシイところなんでしょう。その点、ドジャースは地区優勝を狙える位置にいますから、優勝すれば大谷翔平のMVPは間違いないかもしれません。ちなみに、そういう意味でもワールドシリーズに進出した選手は今までにカンセコだけです。
さらにさらに、これまた意外なんですが、この中に殿堂入りした選手はいません。まぁ、カンセコとかボンズとか、まぁ、色々と、まぁ、あったしゴニョゴニョ、アクーニャJr.と大谷翔平以外はそういう時期の選手たちですから、これは仕方のないことかも知れません。しかし、そういう意味では大谷翔平選手が40-40クラブ初の殿堂入りってことになるかもしれませんね。アクーニャJr.とどっちが先かってカンジですけども。
最後に
しかし、大谷翔平選手のおかげでマヒしてますけど、本来なら40本40盗塁ってとてつもない記録ですからね。それは40-40クラブの面々をみても納得するでしょう。
これからもなかなか出ないと思われますが、アクーニャJr.と大谷翔平は故障がなければ毎年達成しそうな勢いはあります。あと、まだまだ伸び盛りのレッズのエリー・デラクルーズも軽々達成しそうです。
楽しみですね。