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「二番打者最強論」に初めて納得がいった

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埼玉西武ライオンズのフランチー・コルデロ選手が開幕二戦目から二番に入り、なんだか好調です。

フランチー・コルデロ
(画像引用元:55 フランチー・コルデロ 選手名鑑2024 | 埼玉西武ライオンズ

コルデロ選手は「当たったらデカいけど当たらない」という前評判で、オープン戦ではその評判どおり三振の山を築いていたんですが、「一体どうした何があった!?」と言いたくなるくらいいい打撃をしている。

で、元々野球には「二番打者最強論」なんてのがあるんですが、ぼくはこれが好きではない。しかし、このコルデロ二番についての記事を読んで妙に納得してしまったのです。

二番打者最強論

野球の打順を考えるときに、基本的に二番は「つなぐ」ことが重要とされています。一番が出て二番が繋ぎ、クリーンナップで得点するってワケですね。

ところが、バンバン打ってガンガン得点するほうが勝ちやすい、という思想で二番に強い打者を置く、ということもチラホラ見られます。

ぼくの記憶では、シアトルマリナーズのアレックス・ロドリゲス選手が三年目に突如覚醒したところから目立つようになったカンジですかね。元々三番のケン・グリフィーJr.選手の前でつなぐ打者だったAJがホームランをバカスカ打つようになっても二番固定だったんですよね。

日本では東北楽天ゴールデンイーグルスのペゲーロ選手、東京ヤクルトスワローズの川端選手が「打てる二番」としてチームに勝利をもたらしていたのを覚えています。

まぁ実際、打順なんて「最も打つ選手から並べていったほうがいい」とぼくは思いますし、強力な打者が二番に入ってるほうが得点力上がるんですよ、きっと。

そんなこんなで「二番打者最強論」なんてものがあるんです。

 

コルデロ二番の理由

しかしぼくはいつも書いているとおりスモールベースボールが好きなもんで、二番は従来の「つなぐ打者」のほうが好みです。考え無しに打つだけなんて野球の醍醐味が薄れちゃう、なんて思ってたんです。

しかしどうやら「二番最強」とは「考え無しに打つだけ」ってわけではないらしい。考えあっての二番最強らしいんです。

それがわかった記事がこちら。

www.tokyo-sports.co.jp

この記事のライオンズの嶋コーチのコメントにいちいち「ほー」ってなっちゃいました。

「コルデロが7番で凡退して8、9番を迎えるよりも、2番で攻撃的にいって打った時にビッグイニングになる可能性がある

まぁ、これだけだと思ってたんですよ。「まぁそうだけど野球の楽しみってさぁ…」とぼくが思う部分です。

しかし、コルデロ二番の理由はこれだけではありませんでした。

もちろん、あれだけ三振するのでバッテリーの配球が制限されてくる打順ということもある。そして2番だとクリーンアップにつながっていくので勝負してくれる

ボール球が増えて四球OKという感じで来られると、打ち気のバッターにとっては難しい。どんどんアグレッシブに行ってほしいバッターなので、7番より2番の方が適性があるんじゃないかという判断。

なるほど!

確かに下位打線だと逃げる変化球、落ちる変化球を投げとけばコルデロはプルンプルンバットを振るでしょう。確実に打ち取りやすい。しかし、二番だとランナーがいる場合配球が制限される上に後ろを考えて勝負してくれる確率が高いでしょう。ボールが真ん中に集まりがちで振りまくるバッターもアジャストしやすいってワケですね。

なるほどお!

ガンガン打ちたいだけと思ってましたけど、こりゃメリットも多いですね。完全に「二番打者最強論」に納得しました。

最後に

まぁぼくはそれでも「つなぐ野球」が好きなのは変わりませんけどね(頑固)。しかし、コルデロ二番でライオンズがドンドン勝っていくのはやぶさかではない。

なのでコルデロ、ガンガン打ってくれ!タイトル獲ってくれ!

まぁ、それもキビシイでしょうけども。

しかし、今年のライオンズ観戦の楽しみは増えました。