あの、ファミコン版『Wizardry』をFF風にアレンジしたRPG『Finardry』の制作者さんが、今度は三国志を題材にした戦略シュミレーションゲームをリリースしました。
今度はスマホアプリとしてリリースされ、タイトルは『三国ヒストリア』。
これまた古き良きグラフィックで新しいシステムを搭載した滅茶苦茶ハマれるゲームに仕上がっています。
『三国ヒストリア』とは
『三国ヒストリア』は三国志正史を題材とした戦略シミュレーションゲーム。
勢力を選んで中原の覇者となるべくゲームを進めていきます。
三国志のシミュレーションというとぼくらレトロPCゲーマーはどうしても光栄の『三國志』を思い出すわけですが、初代『三國志』と比べても良くできた傑作ですよこれは。
プレイヤーは内政軍事すべてをするわけではなく、戦争はオートだし武将の移動やらなにやらは勝手にやってくれます。ていうか、武将があっちこっちに動きます。なぜだお前らちょっと落ち着けと言いたいくらいに動きます。
武将の引き抜きだって配下が勝手にやります。
ではプレイヤーは何をするのかと言うと、軍議を開くのです。軍議が開かれると戦略に則った政策が4つ出るのでその中のひとつを選んで実行するのです。なので、例えば他国に攻め込もうと思っていても軍議で「攻め込みましょう」という意見が出るまでは攻め込むことはできません。
やりたいことが出てこないときはもどかしくはあるんですけども、このおかげでサクサクとゲームは進みますし、プレイヤーは戦略を練ることに集中できるのでかなり遊びやすいしのめり込みやすい。
ここまで面白くてハマれる三国志ゲームって久しぶりじゃないですか。
『三国ヒストリア』はガッツリと戦略を楽しめる
というわけで、リリース直後からちょいちょい遊んでいる『三国ヒストリア』、面白いです。
8ビット風の見た目から、先にも書いてある通りどおしても光栄（現コーエーテクモゲームス）の初代『三國志』と比べてしまうんですけども、どっちかというとパラドゲーっぽいですね、これ。
むかーし書いたんですけども、こういうシステムのほうがより「君主をやってる」って思えますよね、あれこれ全部やるよりも。
戦略を決めてあとは眺めて結果を得てそれを元に戦略を調整する…その繰り返しで天下を狙う、本当に三国時代の君主になったような感覚、面白いです。
テキストベースながら、没入感がハンパないシステムは見事、ですね。
しかしなんか前にも体験したようなプレイ感覚だな…と思ってたらあれですね、『三国鼎立2』ですね。あれと似てます、このゲーム。
ああそうか、そりゃ面白いはずだわ。
最後に
実は、ぼくはスマホで遊べる三国志シミュレーションをずっと探していたので、この『三国ヒストリア』は非常にありがたいゲームです。
三国志が好きな人なら絶対ハマれるのでみなさんも是非プレーしましょう。
