統一地方選も後半戦に突入したわけですが、みなさんちゃんと選挙行きましょうね。
投票したい候補がいない?そんなん当たり前ですこれ読んでちゃんと行って。
選挙で誰に投票したらいいかわからないって若い人へ - コバろぐ
でも、「さて投票しよう」って思ったときに同姓同名の候補者が2人いたら、困りますよねぇ。
2019年統一地方選挙勝浦市議選の同姓同名の候補者
今回の統一地方選では、千葉県の勝浦市の選挙で2人の同姓同名の候補者がいるそうですよ。漢字も読みかたもすべて同じだそうです。
この場合はどうするんでしょう?名前だけ書いたらどっちに投票したかわかりませんよね?
というわけで、この2人はポスターやビラに住所も記載しているらしい。
有権者の混同を避けるため、市選挙管理委員会は投票所に掲げる名簿に全候補者の番地を除く自宅住所を記載する。この2人は自分のポスター、ビラに自宅住所を併記した。
総務省は同姓同名の場合、年齢や職業などの情報の明示を選管に促している。2人は有権者に「投票用紙に住所も書いて」と訴え、区別してもらいたい考えだ。
この場合は、住所も書いて区別するみたいですね。
しかし、もし有権者が名前しか書かなかったらどうなるんでしょう?半分ずつにするのか、得票率で配分するのか、無効になるのか。
同姓同名の選挙の戦い
まぁ、今までもなかった話ではないので、色々と対策はあるんでしょう。しかし、過去の事例を調べてみると、あんまりスッキリしない話も色々出てきますね。
いつのどの選挙でこうっていちいち書きませんけど、自民党の大物議員への妨害として同姓同名の候補を野党が立てたり、汚職事件で失脚した人が同姓同名の候補を立てて「あれ?もう頑張ってるんだ」と思わせるイメージ戦略に出たり、そうかと思ったら同姓同名の2人が共倒れとなって別の候補が勝ったりもしてますね。
そういう場合は、やっぱり住所(行政区名)も表記させて対応するところが多いみたいですね。それで、どちらとも取れる票は按分すると。
それでもやっぱり落選したほうはスッキリしなさそうですけど。
実際に落選したほうが「候補者は戸惑っていた。やり直しだ!」といった事例もあるそうです。潔くして次の選挙まで臥薪嘗胆すればいいのに。
最後に
田舎のほうなんかは、特定の地域に特定の名字が固まってるなんてことはザラなので、こういうことが起こる可能性は高いのかも。表立ってないところで結構あるハナシなのかもしれません。
とにかく有権者は、こういう場合どうすればいいのか、しっかり理解した上で投票したいところです。自分の一票が自分の思い通りにならないなんて、あってはなりませんから。
投票いこう。
選挙で誰に投票したらいいかわからないって若い人へ - コバろぐ