ついに『ドラゴンクエストⅢ そして伝説へ…』(ドラクエ3)のHD-2Dリメイク版が発売され、ネットでは大盛り上がりとなっています。
ぼくも「ドラクエっつったら3やろ!」と言うほどシリーズでは一番好きなタイトルなので遊びたいと思っているのですがまだ購入すらしてません。買って積んだら積んだで遊ばなくなるのでいいんだけど。
情報収集して衝撃
しかし、『ドラクエ3』はやっぱり好きだしどうせいずれ買うんだし、色々情報は集めておこうと色々と見ています。なんせ時を超えハードを変え何度も何度も遊んでるタイトルだからネタバレの心配なんかない。
すると、見た目のバージョンアップや会話で人がしゃべるとか当然グレードアップしてるところはしているみたいだけど、どうやら今回の『ドラクエ3』は随分とヌルいらしい。
会話は忘れないように記録できる?目的地は地図に表示される?次にやることが表示されてる?挙句の果てには、ルーラやリレミトのMP消費がゼロ!?
なんやそれ!
それ、ゲームか!?ただただ作業するだけになるんちゃうんか!?ダンジョンで行くか戻るかのギリギリの判断を迫られることのないRPGなんて薄味すぎて話にならん!!!
ぼくはそんな風に最初は息巻いてました。
しかし……。
もしかしてオッサンに配慮?
ネットでは、これらは「若い世代にも受け入れられるようにしている」と言われてたりして、ぼくも「こんな甘えたゲームばっかりしやがって…」とか思ったんですけど、フト我に返ったんです。
果たして、『ドラクエ3』リメイクは本当にヌルいゲーマーしかいない若者に配慮しているのか。
自分がプレイしていると考えてみると、もしかしたらそれらの至れり尽くせりの配慮をぼくは有難がっちゃうんじゃないか?
従来どおりの難易度のハードモードもあるらしいけど、じゃあぼくはそのモードで遊ぶのかというと、なんかそれはやらない気がする…。
発売当初やっていたような、つまり、会話をメモして腰を据えて謎解きをするべく世界を右往左往し時には迷子になって全滅したりするような、そんなことをする時間も体力も我々オッサンにはないのです。ハードモードとか言われても「そんなぁ…」とゲンナリするに決まっています。
『ドラクエ3』のリメイクはかつて遊んでいたオッサンの財布のカネも絶対見込んでいる。むしろそれを当てにしている。しかし、我々オッサンは時間も体力もないけど“ドラクエのエッセンスや雰囲気”が楽しめるなら出すカネはある…。
というわけで『ドラクエ3』リメイクはオッサンに配慮した設計になっている…そうじゃないのか!!!
最後に
そういうわけで、若者もオッサンも『ドラクエ3』リメイクを存分に楽しめ!!!
それだけでいいのです。