『ダンジョンエンカウンターズ』、あいてる時間はすべてぶっ込みしかし細々とプレイを楽しんでいますが、先日初めての経験をしました。
全滅です。
ついにやっちまいました。
初体験「全滅」
それは、地下23階で起こりました。
このゲームでは、敵モンスターが出る場所もマス目に黒い数字が出てきてわかるのですが、そのとき、初めて見るナンバーがあったのです。ナンバーというか、それはアルファベットでした。
今までの経験からすると、数字が大きくなるほど敵は強い。そしてアルファベットで現されてるやつは、いろんな意味で強敵。お金を所持金以上奪いまくるトレジャーリセットはその最たるもの。
それまで慎重に慎重にプレイを続けていたのに、そのときは順風満帆すぎて少し慢心してたのかもしれません。
不用意にも「何とかなるだろ」と一歩前へ出たのです。
すぐ後悔しました。
現れたのは今まで出会ったことがないブラックホールという敵。
ブラックホール?レベル190!?ステータス全部100万!?
そして、あっという間にこれです。
「全滅した。」
そっけないメッセージが出たあと、画面がすぐにアカデミー(本拠地)に戻って編成画面になるところがいかにもこのゲームらしい。
「お前全滅したんやから他のキャラクタでパーティ組んでさっさと行け」と言われてるようです。
めんどくさくも楽しい回収作業
そしてこのゲーム、倒れたキャラクタたちは勝手に本拠地に戻ってくることはありません。その場でずっと倒れています。取り戻すには、別のパーティでそこまで行ってパーティに組み込み本拠地まで戻る必要があります。『ウィザードリィ』といっしょ。
そして、倒れたキャラをパーティに組み込まなければならないということは、その枠はあけておかねばなりません。まぁ連れて行って入れ替えたあと、そこにひとり置き去りにするなら別にフルメンバーで行ってもいいですけど。いずれにせよ、とにかく連れて帰ってこないことには倒れたキャラは再び使うことはできないのです。少ない人数のパーティで潜り、敵の猛攻をかわしながら仲間が倒れている場所に行きつき、倒れている仲間を担いだあとダンジョン内か本拠地の復活ポイントで復活させる…ということを何度か繰り返さないと再び仲間が元気に会うことはないのです。
しかし、アカデミーに待機しているメンバーはメインパーティが倒れた地点まで潜れるほど成長してなかったりします。なのでそこまで行くためにとりあえずレベルアップに勤しまなければならないことも大いに有り得ます。ていうか、それが今のぼくです。
一旦パーティが全滅してしまうと、いきなりやること考えることが多くなりというわけです。
最後に
このような“余計な道のり”は長く険しかったりしてとにかくめんどくさいんですが、その道が余計であるがゆえに滅茶苦茶楽しいのです。
この辺が楽しめないと、このゲーム自体も楽しむことは難しいでしょうね。
昔っからRPGに触れている人にとっては「これこれ!これだよ!」と逆に喜んじゃうことではあるんですけども、本当にめんどくさいだけなので、1回全滅したらこのゲームを放り投げちゃう人も、居るんでしょうねぇ。