どうも!コバヤシです。
今回は、元阪急ブレーブスの福本豊さんの話を。
福本豊という野球選手
福本 豊(ふくもと ゆたか、1947年11月7日 - )は、大阪府大阪市生野区出身で東大阪市育ちの元プロ野球選手(外野手)。
通算盗塁数の日本記録保持者(達成当時はMLB記録も超えた)で、「世界の福本」の異名を持つ。引退後はコーチを経て主に野球解説者、野球評論家として活動している。
現役通算2543安打、通算208本塁打を記録した確実性とパンチ力を兼ね備えた打撃、歴代1位の通算1065盗塁と通算115三塁打を記録した俊足、主に中堅手として足を生かした広い守備範囲を誇る外野守備で、長池徳二・山田久志・加藤秀司らと共に阪急黄金時代の主力として活躍した。血液型はB型。
引用元:福本豊 - Wikipedia
盗塁王13回(13年連続)、最多安打4回など、タイトルも多数獲得し、一時は盗塁世界記録時保持者ともなった福本選手は、まさに史上最高のリードオフマンですよね。
メジャーでのそれはぼくはリッキー・ヘンダーソンだと思っていますが、そのリッキーとは盗塁世界記録を海を超えて競った仲で、親交もあったようです。
リッキー・ヘンダーソンについては、コチラ。
そんな福本サンが、世界記録(当時)を決めた盗塁を「しょうもない」と言っている記事がありました。古いですけど。
世界記録のしょうもない盗塁
その記事がこれです。
通算盗塁数で世界新記録を達成するとき、福本は勝ち試合で達成して花を添えたかったみたいですが、実際は大差で負けている試合で新記録をたたき出しました。
その理由について、記事中でこう語っています。
「この試合は9回の時点で5点差をつけられていた。負け試合で決めたくなかったから、本当は走りたくなかったんです。現に一塁に出た時点で、ベンチからは走れというサインが出たけど無視したからね。
でも森が何度も牽制してきよるから腹が立って、“ほな行ったろか”となった。こっちは走る気がないのに、牽制球ばっかり投げてくるからや。だから記録が、あんなしょうもない盗塁になってしもうた」
ほえーっ、余裕ですね。
全盛期は、いつでも走っていつでも決められると思っていればこその思い切りですよ。
野球を進化させた盗塁
また、福本の盗塁は野球を進化させたことでも知られています。
福本の常軌を逸した盗塁技術に辟易していた南海ホークスの野村克也捕手は、少しでも早く盗塁阻止の球を投げられるように、投手に早く投げるように指示しました。
そうして出来たのが、投手のクイックモーションだと言われています。
またノムさんは、2アウトで投手に打順が回ってきたときには(まだパ・リーグにもDH制がなかったとき)投手を敬遠して福本勝負をしたりもしました。次の回に福本から始まると非常に厄介だからです。
スゲー話だなぁ。
福本豊の名言解説
引退後は解説なんかもしている福本さんですが、その解説がめっちゃおもろいので有名になってます。
元々が大阪のオッサンなわけですが、それを前面に出しての解説なのです。
こちらでご確認ください。
現役のときはもちろん、引退してからもファンを楽しませてくれる福本さんは、やっぱり偉大なのだー!
ではまた。