コバろぐ

社会人ブロガー頑張る

悪徳リフォーム営業会社が減らないどころか増えていく理由

当ブログではアフィリエイト広告を利用しています

★Kindle本は安く買おう→【お買い得】現在進行形のKindleセール情報!【随時更新】


テレビなどでもときどき紹介される、悪徳リフォーム営業会社。

悪徳リフォーム営業会社って何だろう、と考えてみると、「点検などといって中に入り込み」、「ここが悪いあそこがヤバいなどと不安を煽り」、「高額な値段でリフォーム工事をおこない」、「自分たちがウハウハする」、そんな会社のことだということになりそうです。

最近では各都道府県がズバズバと行政処分を下してるんですが、こういった悪い会社は一向になくなりません。むしろ、増えちゃう現実もあります。

え?これは一体なんでなん?と思うかもしれませんけども、これ、割と必然だったりします。

じゃあ、一体どんな経緯で悪徳リフォーム営業会社が増えちゃうのか、そのワケを。

悪徳リフォーム営業会社が出現するワケ

①悪徳リフォーム営業会社、行政処分をくらう

しなくていい工事をやったり、してもいいけどそれを高額で売ったりする悪徳リフォーム業者というのは一定数あります。

しかし、あんまり調子に乗ってると、高すぎとか無意味とか気づいちゃった消費者が行政にチクってその悪徳業者に行政処分が下されたりします。

はっはっは、悪いやつらめ、ざまーみろ!と思うかもしれませんが、これが悪徳リフォーム業者増加の第一歩だったりします。

②営業できる営業マン、退職

消費者が例えば消費者センターに駆け込んだりしたら、大抵は半年や1年の業務停止命令が出るわけです。これが出ると、その期間その会社は営業活動が出来ません。

そして、たとえ短期間でも、常に工事を売りウハウハしている業者の営業マンにとって、その期間が非常に惜しい。

彼らはカネの亡者ですから、たとえ短期間でも儲けられない時間が耐えられない。そこで、会社を辞めるやつが続出します。

ここで注目すべきは、リフォーム営業マンとして優秀であれば優秀であるほど辞める確率が高いということ。

③優秀な営業マン、独立する

優秀な営業マンが会社を辞めてどうするかというと、独立するのです。

実は、フルコミの営業マンというのは、優秀であればあるほど税金対策で自分の法人を持ってたりします。儲けすぎちゃってそのまんま納税するとエラい金額になるし、キチンと納税するのは馬鹿らしいと考えてますから。

自分の法人がすでにあるんですから独立はたやすい。リフォームの場合、工事をする業者さえある程度囲い込めば簡単に独立できるんです。増築でもしないかぎり資格も必要ないですし。

だから、仕事をしにくくなったら目ぼしい営業マンを引き連れてサッサと独立しちゃうんです。

1社から3人独立すれば、ほら増えた。リフォーム営業会社が。

④行政処分された会社、名前を変える

ああ、増えちゃった増えちゃった。せめて行政処分をくらった会社くらい潰れちゃってくれ。

しかし、そうはいかない。

むしろその会社は自分から潰れたりします。そしてそのまんまハコ(事務所)と名前だけ変えてまたフツーにそのまんま営業を再開するのです。

ああ、素晴らしき執念。

最後に

ザックリ言うとこんなカンジですので、悪徳リフォーム営業会社は無くならないわけです。

営業であんまり稼げない人は行政処分の機会に営業自体から足を洗ったりしますが、稼げてる人はもうやめられないんです。求人情報みて月給50万とか見ても「少なっ」て思っちゃいますから、一旦そこで稼ぐと抜け出せない。だから他の会社に行ったり独立したりするんですよね。

つまり、悪徳リフォーム営業会社ってのは、行政が処分すればするほどむしろ増えていく…。

そんな馬鹿な!