どうも!コバヤシです。
千葉県市川市の私立保育園が開園中止になって話題になってます。
これに対して、ネット上ではいろんな意見が飛び交っているので、ぼくも少し書かせてもらいますね。
子供たちは悪くないのになぁ…。
子供の声は騒音なのか?
子供の声について、ぼくは騒音だとかうるさいとか思ったことはないです。「ああ、元気だな」とか思うだけです。
でもそれは、ぼくに子供がいるからだと思います。今はもう大きくなって大声で騒いだ泣き喚いたりしませんが、小さいころはそりゃあうるさいどころじゃなかったです。そういう時期を通り越してきたから、今子供がギャンギャン言っててもうるさいとは思わないし、もはや「うるさい!」ということもはっきり言って理解はできないです。
でも、そういう人もいるんだな、とは思うし、そういう人を否定する気も叩く気も起こりません。
人によって物事の捉え方はさまざまだし、それは否定できるものではありませんから。
何で「開園します」という通知だったのか
記事によると、この保育園は開園を通知する看板を立てたら反対運動が始まったと書いてますが、なんで開園決定前に近隣住民の許可を取らなかったんだろう、と思ってます。普通にそうやって保育園の建設地が決まるもんだと思ってたもので。
そうじゃないから、たびたび問題になるペット葬儀屋とかラブホテルの建設の際の反対運動と本質的に一緒なことになっちゃってる。
みんな自分が住みよいのが一番で、ただ単にそれだけなのに、そこに「子供は社会の宝」とか「なんて大人気ない」とか言っても論旨が違うからどうしようもないでしょう。
理解を得る動きが足りない、というか無かったからダメなんじゃないの。
じゃあどこに建てるのか
でも、実際問題、これは以前ネットで「日本死ね」で話題となった待機児童の問題と合わせて考えなきゃならないと思うんです。
そうするとやっぱ保育所は増やさなきゃならない、でも地域には受け入れられない人がいる。そういう人たちに国のために我慢しろ、とも言えない。
じゃあ、人が少ない郊外に保育園建てるかとなると、今度は「お迎えが大変だ」とかいう問題が出てくる。
どうも「解決できる」と考えるのは現実味がないなぁ。
こうなると、もはや保育園は建てれません!
保育園を無くしてみよう
保育園に入りたい児童が多い、だから保育園を建てよう、という動きになってるわけですが、ここでいっちょ「うるさがられる保育園や幼稚園をなくす」という方向で考えてみましょう。
保育園がなくなると小学校にあがるまで子供は家庭で面倒をみなくてはならなくなります。でも現状、母親が働かなくてはならない家庭事情があったり、女性が働きたいと思ってたりして子供を預けているわけです。だから、保育園や幼稚園をなくすには社会が大きく変わらなければなりませんし、「働きたい」という女性の意識も変わらなければなりません。おっとこれは別の問題も孕んでますね。でも特に子供が小さいうちは父親よりも母親がそばにいないダメだと思います。
また、保育園や幼稚園で得ることができる幼いながらの「社会性」についても考えなければなりません。これも放棄するわけにはいきません。
だめだ、これまた現実味がない。
最後に
これはもうどうしようもない問題です。何も考えずにやってきて袋小路に入ってしまったんです。
解決は出来ないので、今後は目の前の壁をブチ破る(おかまいなしに保育園建てちゃう)か、引き返す(保育園なくしちゃう)しかない。
結局、誰かが我慢を強いられる。
保育園や待機児童の問題だけでなく、こういった袋小路の案件は日本のいたるところに潜んでるのではないでしょうか。
日本狭いのに人が多すぎるんだ…。
千葉県市川市の保育園の反対運動による開園中止はしょうがない - Enter101
ぼくはどうも「子供の声が騒音」という感覚が理解できなくて。だからと言って「騒音じゃねえだろう!」って言うつもりもなくて。国土に対して人が多すぎるからこういう問題は解決しないと思う。
2016/04/12 09:23
ではまた。