入院費、かかるよなぁ
さて、胃潰瘍から出血してド派手に吐血し入院して無事退院してきたわけですが。
救急治療が終わって入院が決まったその夜、まだボーっとしてる意識の中で気になってたのは入院費です。ヘタすら自分の容態よりも気になるったらありゃしない。
「あぁ…入院かぁ…一体いくらかかるんだろう…」
なんせ、まだまだ子供の学校その他にお金がかかってぶっちゃけいくらあっても足りないくらいの状況です。当然、ぼくの不摂生からくる入院にまわす金など持っていないのです。
もし払えなかったらどうなるのか。お金が貯まって払えるようになるまで病院に監禁されるのか。その間また入院費が膨れ上がっちゃうじゃないか。
不安不安絶望。
ああ、どうすりゃいいんだ…。
健康保険限度額適用認定証!?
翌日から輸血や点滴のチューブが入った腕を振り振りスマホで調べました。
「健康保険入ってるんだから何等かの救済措置はあるはずだ…。
そして見つけた「健康保険限度額適用認定証」。
調べてみたら、その認定証と保険証を病院に出せば自分の支払いは自分の限度額まで払えばいいことがわかりました。その限度額は収入によって決まる、と。
「限度額適用認定証」を保険証と併せて医療機関等の窓口に提示すると、 1ヵ月 (1日から月末まで)の窓口でのお支払いが自己負担限度額までとなります。
しかし、そんな認定証持ってない。
カミさんに保険会社に聞いてもらったら、あらかじめ所持してなくてもその認定証の申請書と保健所を病院に出せば病院がよろしくやってくれるとのこと。
おお、これは助かるかもしれない!!!ありがてぇ!!!
とりあえずカミさんには申請書をプリントアウトして記入しておいてもらいました。
大幅に自己負担が減った!
そして、退院日が決まった日、担当の看護師さんに聞きました。
「入院費いくらくらいですかねぇ?」
「ちょっと待って聞いてきますね」とかいって出ていった看護師さんが戻ってきて言うことにゃ「概算で25万円だそうです」。
25万!?
そりゃかなわんとビックリしたぼくに看護師さんが「高額療養費申請とかしてます?」と言ってきました。
「それって健康保険限度額適用認定証のことですか?」
「ああ、それです」
「ないんですけど、申請書と保険証をそちらに渡せばヨロシクやってくれると聞いてるんですが」
「ああ、今はオンラインで確認できるので大丈夫ですよ」
「あ、申請書見せなくても?」
「そうです。保険証は預かってますので」
「じゃあお願いします」
というわけで、オンラインで調べてもらったら「概算で7万円くらいです」
むっちゃ減るやんけ!!!
というわけで、大変助かりました。ありがとう健康保険。
それでも7万でも痛いのは痛いんですけどね。
最後に
というわけで、結果として入院費は6万ちょいで済みました。
健康保険限度額提要認定証は魔法のアイテムです。素晴らしいです。
みなさんも、何かある前に申請して認定証を持っておけばスムーズに事が済むと思うので是非どうぞ。いつ高額医療費が必要になるかわかったもんじゃないですからね。
それにしても、お金の不安ってイヤですねぇ…。