残業がどうこうとか、世間では割と大騒ぎです。
フルコミで長く働いている身としては、よくわからない話です。
残業って意味あんの？
どうやら世間では昨今、残業の概念がおかしいらしい。
時間で拘束されてて、その時間内にやるべきことが終わらずに残っててそれをやらなければならない、そしてそれをやったらやった時間分だけ残業代をいただく。
というのが残業なんだと思ってたんですけど、違うっぽい。
やることないのに残業しなきゃいけないから会社に残る、とか、もう拘束時間がむちゃくちゃで何時になっても終わらない、とか、残業代が支払われない（いわゆるサービス残業）とか、そんなことになってる企業が多いと聞く。
逆に、やることないけど残って残業代だけいただくゼ、とかいう不逞の輩もいるらしい。
なんなんこれ？この生産性を無視した仕組みと、その仕組みをまったく利用できてない世の中はなんなん？
フルコミやればすべて解決！（ホンマか？）
こんなの、完全歩合（フルコミ）だったら問題にすらなりません。だってそもそも時間で拘束されてないですもん。
いや、一応会社というハコに集まってますから、始めと終わりの規定はありますよ。でもそんなん形だけ。儲けたければ儲けたいだけ働けばいいし、勝手にやるから会社から残業代なんてもんも出ません。
数字だけで評価されますから、会社の評価も自分の満足も十分達成したらその月は朝礼だけ出てあとはサボりまくるなんてことも可能ですし、逆に欲しいだけの報酬に届かないならどんだけ稼いでもそれに届くまでは寝ないででも働けばいいし、そうします。
働いただけの報酬として給料をいただくので、月100万欲しければそれだけ働けばいいですし、月15万でいいなら（そんなやつはフルコミやりませんし、フルコミ会社もいつまでも置いといてくれませんが（笑））その分だけ働いてサボりまくって定時で帰りまくればいいんです。
なんてステキな実力主義。
ただし、責任はすべて自分
ステキな実力主義な働き方の完全歩合フルコミッションフルコミですが、そのかわり、働いても働いても成果が出ない地獄のような月もあります。恐ろしい。
しかし、お金にならない理由は社会や会社のせいではなく、すべて自分のせいです。その点は納得できますね。
すべて自分のせいなので「こんなに働かされる」「なのに給料として返ってこない」「いつまで会社にいればいいのか」こんなめんどくさくてツラくて非生産的なことをまったく考えなくていいのは助かります。
そこには、残業なんて概念はありません。
最後に
だからみんな、残業したくないならフルコミやろうぜ！とはいえないんだよなぁ（記事タイトルとうらはら）。精神的にタフでお金が大好きじゃないと。
あと、お店なんかのサービス業は不可能ですね。あれはいつくるかわからないお客さんを待たなければいけないので時間でやるしかないでしょう。
でもそれ以外は全部フルコミにしちゃえ！（無茶苦茶）
