実は、ウチの長男に彼女ができまして、その彼女というのが何だかオタクとしての純度が高いようです。ちなみにウチの長男はオタク気質はあるものの、オタク三歩手前くらいなカンジ(ぼくもそう。あっちに突き抜けられなかったカンジ)なんです。
で、先日もせっかくディズニーシーに2人で行ったのに3時には夢の国を出て東京駅のとこにあるポケモンショップに行ってきたそうな。
なんやそれ!ってカンジですけども、そんな話を本人から聞いて、もしオタク同士で結婚したりしたらどんなカンジなんだろうかって漠然と考えちゃったのでまとめてみます。ウチの長男のような軽いやつもひっくるめると、一応考えとかなきゃいけないような気がしまして。
オタク同士の結婚は幸せ?
さて、オタク同士の交際や結婚を考えるといったって、オタクにも色々あるわけで、まずはそこを理解しないといけないでしょう。その上で、考えないと。
オタクにも色んなジャンルがある
オタクと一言でいうと、一般人の人にはやっぱりイメージってのはあると思います。
でも、一言にオタクと言っても、そりゃあ色々あるわけです。
「オタク」は元々は主にポップカルチャーの愛好者を指していた言葉ですが、今は何に対してでも深く愛好してる人のことをすべてそう呼んでいるようです。
で、同じ対象に対して愛好の念を抱いている人たちの中でも、愛し方は様々。例えば、最近何かと話題になっている「鉄道オタク」でも、「乗り鉄」と呼ばれる人たちと「撮り鉄」と呼ばれる人たちではまったく違ったりします。
色んなジャンルのオタクがいて、その中でも色んなテーマがあるカンジですかね。
オタク同士で結婚すると…
そんなオタク男女が結婚するとなったら、どんな風になるんでしょう。ちょっと想像してみましょう。
思うのは、「あなたオタク?」「私オタク」「良かった結婚しよう」「喜んで」「ああ幸せ」というわけにはいかないだろうなぁということ。やっぱり結婚ってお互い愛しあってナンボなところがあったりしますが、元々愛情を注ぐ対象を持っている人たちに夫や妻を愛するようになるには手間が必要なんじゃないでしょうか。
そしておそらく、その手間は同ジャンル同テーマ同士のカップルのほうが少ない。何せ、同じモノを一緒に愛でることができますからね。そこが違うと、やっぱり「お互いに一番に愛しているものは何なのか」となってきて、こんな問題も出てきたりするようですよ。
私が好きなものはいっぺんたりとも共有してくれないくせに、自分の脳内ファンタジーとか俺の知識量SUGEEEEEEEばっかり押し付けてくんなよ。
オタク夫婦って楽しい!お互いの好きなものはところどころ違うけどそこは不可侵だからそれぞれ思い思いにブヒれるね☆ とか、新婚当初は思ってたけど、だんだんめんどくさくなってきた。
引用元:ジャンルの違うオタク同士で結婚→私『特典のトレカが邪魔…』旦那「いつかしまうよ」私『ゴメン捨てる…』結婚当初は楽しい!って思ってたけど・・・: 家庭崩壊速報
こうなるとキツいよねぇ…。
同ジャンル同テーマなら、この辺はクリアできそう…と思ったんですけど、もしかしたら「私のほうがスゴイよね!」「いや、俺のほうがよく理解してる!」ってケンカもあるのかもしれないな…と思ったりしました。
これは、めんどくせい。
オタク同士の結婚が幸せかどうかは…
もしかしたら、「私もアレのことを深く愛してるから、ダンナがソレのことを深く愛するの理解できるー!ステキー!」なんてパターンもなくもないんでしょうけど、そんなの稀有な現象でしょうし、それもストレスを伴うハナシですよね。
結局、結婚して幸せになるかどうかは、お互いの人柄次第なんでしょう。お互いをどれだけ尊重できるか、理解できるか、我慢できるかが勝負の分かれ目。
ってこれはオタク同士だろうがそうじゃなかろうが片方だけオタクだろうが全然変わらない話で。となると、「オタク同士の結婚ってどうなの?」って考えること自体がいらないこと無駄なことだったということになりますね。
つまり、ちょっと飛躍して考えれば、普通に幸せな結婚生活を送ってる人がいるということは、オタクだって結婚して幸せな結婚生活を送れるってことです!当たり前!
最後に
オタクの人が結婚するには、幸せになれるかどうかと言う問題よりも、まず相手を見つけることのほうが大変なのかも知れません。なんせ既に愛情を注いでいる対象があってそれで幸せなんですから。
今はオタク専門の結婚相談所 なんてのもあるらしいので、そういうのを活用するのもいいのかも知れませんね。
それともガチ勢は「結婚?愛してるモノがあるから必要ない!」とか思うんでしょうか。