先日リリースされた地理情報ゲーム『PAC-MAN GEO』(パックマン ジオ)。リリース前に記事にしました。
どうです?みんな遊んでます?
何だかリリース後はとんと話を聞かなくなったような気がしますけど、実はぼくはチョコチョコ遊んでます。
チョコチョコ遊んではいるんですけど、この『パックマン ジオ』にひとつだけ『パックマン』っぽくないところがあり、それが『パックマン』のゲーム性にかかわるところなので、実のところあんまり熱中できずにいます。
地理情報ゲーム『PAC-MAN GEO』(パックマン ジオ)
『PAC-MAN GEO』(パックマン ジオ)は現実の世界を舞台にして『パックマン』を楽しめるゲームアプリだということは先の記事で書いています。
「位置情報ゲーム」かと思ったら「地理情報ゲーム」だそうです。地理というか地図の情報を使って遊ぶので、「位置情報ゲーム」である『ポケモンGO』や『ドラクエウォーク』みたいに歩かなくていいみたいですね。ニューヨークやパリ、はたまた東京といった実在する都市のストリートを切り取ってメイズを作成し、そこで実際に『パックマン』を遊ぶというゲームになるらしい。
世界中の観光地や、自宅の近所でパックマンができるのは割と面白い。場所によってはランドマークや特産品をモチーフにしたアイテムがゲットできるなどコレクション欲もかきたててくれますし、自分が作ったメイズはもちろん共有可能で、ウマく『パックマン』をソーシャルなゲームアプリにしたな、といったところでしょうか。
かつて『パックマン』が好きで遊びまくった人は、パックマンの(というよりあの頃のゲーム全体の)弱点だった単調さがない分、すごく楽しめるかもしれません。
『PAC-MAN GEO』(パックマン ジオ)の『パックマン』らしくない点
さて、スマホで遊べるように進化した『パックマン ジオ』ですが、スマホでのプレイを想定したが故に新しい仕様になっています。それは当然のことなんですけども、それによって『パックマン』特有のスリリングさがゴッソリ無くなってるんですよね。
かつてのプレイヤーとしては、そこが気になる。ハッキリ言うと興醒めするんです。
それは、パックマンとモンスターが近づいたときに起こります。パックマンとモンスターが近づくと画面の外周に集中線が出て動きがスローモーションとなり、確実に操作ができるようになります。
この『パックマン ジオ』はフリックしてパックマンを操るのですが、フリック自体が不安定だし、マップによっては道がいくつも細かくあったりすると操作ミスが多いんです。モンスターが近いと焦ってしまってなおさら。
だから恐らく、ミスを減らせるようにとこういう仕様になっているんだと思うんですが、それ故に、前述したように『パックマン』独特のスリリングさが無くなってしまっているんですよね。
『パックマン』の迷路状のステージって単調に見えてなかなかよく考えられており、モンスターに向かって動いてギリギリで方向転換してかわすなんて場面が結構あってそれが『パックマン』の面白さのひとつですが、そのときにスローモーションになってしまうとちょっとゲームが簡単になっちゃうんですよねぇ。
操作ミスばっかりだとゲームどころじゃなくなるので、仕方がないところではあるんですけど。
最後に
そうであってもそんなところに文句を言う人なんてそうそう居ないでしょうし、『PAC-MAN GEO』(パックマン ジオ)の遊び方は紛れもなく『パックマン』のそれですから、別にいいんですけども。
じゃあ書くなってカンジですけども、スローモーションになってもミスるときがあって腹立つんだもん(なにそれ?)
PAC-MAN GEO (パックマン ジオ)
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