往年の8ビットパソコンの名機、MZ-80Cがハル研究所により復活します!ナ、ナンダッテー!
しかも手のひらサイズ。
や、やるやんけハル研究所。
MZ-80Cって?
MZ-80Cは、1979年にシャープより発売された8ビットパソコン。MZ-80、MZ-80Kに次いで登場し、データレコーダと10型のブラウン管グリーンモニターとキーボードが一体となっていて26万8000円と、当時では破格の価格がウケて以後、静かなる8ビットパソコンブームとなりました。正に新しい時代を創り出したマシンです(大げさ)。
『PasocomMini MZ-80C』
そんなMZ-80Cが手のひらサイズで復活するというんです。ハル研究所の“かつての名機に 「愛でて、作って、実行して、遊べる」を詰め込みさらに手のひらサイズで再現したパッケージです。”という「PasocomMini」というコンセプト(?)により手のひらサイズとなって登場するそうですよ。
愛でる
サイズは何と1/4。MZ-80Cは本体が開閉したんですが、その機構も再現しています。
また、このシリーズの特徴であった、色んなBASICをカセットテープから読み込む「クリーンコンピュータ思想」の再現のためにカセットテープのミニチュアも付属します。徹底してるなぁ。
作る
HD表示、フルカラーの最新のBASICである「SmileBasic」を搭載。
キレイな画面で当時と同じようにBASICプログラムを打ち込みまくりましょう。
実行する
MZ-80のエミュレータも搭載し、当時の機械語のプログラムが動きます。
ひっさびさにダンプリストを入力しちゃいましょう。
遊ぶ
開梱してすぐに遊べるように当時人気だったゲームソフトを3本同梱します。
一体何のゲームなんだろう?楽しみですね。
スペック
気になるスペックは以下のとおり。
モニタ出力:HDMI接続
電源 :microUSB端子
入力 :microUSB接続
サイズ:幅102.5×奥行71.25×高さ32.5(mm)
ハード:SBCとしてラズベリーパイA+を搭載
ソフト:付属のMicroSDにて供給
「Raspberry Pi A+」を搭載してるんですねー。で、HDMIで画像出力してUSBでキーボードをつなぐと。
あらなんかステキ。これ欲しくなっちゃいますねー。
ちなみに画像は全て公式ページより。
最後に
手のひらサイズといえば、ファミコンを小さくした『ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ』が記憶に新しいですが、まさかMZ-80Cが来るとは!ビックリすると同時にかなり嬉しいです。この流れでPC8801mkⅡSR来ないかな…。
『PasocomMini MZ-80C』は10月中旬に発売予定で、価格は19800円。BEEP秋葉原店頭やECサイトで6月1日より予約開始となるそうです。