株式会社コナミデジタルエンタテインメントが、『PCエンジン mini』に収録されるタイトルを追加することを発表しました。全部で8タイトル追加され、全部で58タイトルが遊べることになりました!
(画像:PCエンジン mini 全収録タイトル ラインナップトレーラー - YouTubeより)
『PCエンジン mini』は、1987年に発売された家庭用ゲーム機『PCエンジン』をコンパクトなサイズに復刻するもので、今までに計50タイトルの収録が発表されてました。
・やっぱりきたか!『PCエンジン mini』登場! - コバろぐ
・『PCエンジン mini』の発売日及び収録タイトルが発表されました! - コバろぐ
追加8タイトル!
今回発表された8タイトルは以下のとおり。
・天外魔境II 卍MARU
・ドラゴンスピリット
・源平討魔伝
・ワルキューレの伝説
・ギャラガ‘88
・スプラッターハウス
・精霊戦士スプリガン
・スプリガン mark2
おおお!これはスゴい!
『天外魔境』はPCエンジンの看板といっていいタイトルですから、これはもう入っても文句ないでしょう。
そして!
『スプリガン』は置いといて!(すみません)
ナムコのタイトルがドドーンと入ってきたのは大きい!
ああ遊びたかったよ『源平』に『ドラスピ』!そして『スプラッターハウス』も!
というわけで、全部載せのトレイラーがこちら。
PCエンジンとナムコ
前回の収録タイトル発表のとき、ぼくは正直言って「物足りないなぁ」と思っていました。
それはズバリ、ナムコのタイトルが入っていなかったから。ぼくにとって、PCエンジンはナムコを遊ぶためのゲーム機という側面が強かったからです。
というのも、PCエンジンはファミコンとは違う圧倒的性能を持っているゲーム機として市場に登場したものだったからです。そして、それは当時の子供にとって、ゲームセンターのゲームを家でそのまま遊べることを意味していました。この喜びは、お小遣いが限られた当時の小中高生ゲーマーにはひとしおでした。
なぜなら、ファミコンにもアーケードゲームは移植されていましたが、数々の制限で残念なものも多かったからです(もちろん、制約の中でファミコンで遊べるまでにしてくれた当時のクリエイターやゲーム会社の方々には最大限の敬意を表します)。
実際、ファミコンの『妖怪道中記』や『スプラッターハウス』なんかは「ええ?これなの?」みたいに思ったし、『源平討魔伝』なんかはシステムから変わっちゃって別ゲームでした。ぼくのように「アーケードはナムコだよね」なんてしたり顔で言ってたバカにとっては、これには怒りすら覚えてました。バカだから。
しかし、PCエンジンは違いました。その性能で、そのまんまゲーセンから家に来たようなナムコの名作たち。そのまんまな『妖怪道中記』に『スプラッターハウス』。これにぼくらは歓喜していたのです。
そんな経緯もあって、今回の発表は、つまり、めっちゃ嬉しい!
最後に
今回の追加タイトル発表で、少なくともぼくは「『メガドライブ mini』は確実に買うけど『PCエンジン mini』はどうするかな?」から「うおおおおお!メガドラもPCエンジンもミニ買うううううううう!」ってなりましたよ。
そして気になる58という数字。Twitterの公式さんは「もうない」と頑なに言ってるようですが、あと2タイトル追加してちょうど60タイトルにするのが普通でしょう?これはもう満を持しまくって『加トケン』しかあるまい。
とにかく、発売が待ち遠しいです、ええ。
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