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PCゲーマーにとっての三遊亭円丈

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落語家の三遊亭円丈さんが亡くなっていることがわかりました。

死因は心不全で、76歳だったそうです。

www3.nhk.or.jp

“PCゲーマー落語家”三遊亭円丈

さて、三遊亭円丈師匠といえば、「悲しみは埼玉に向けて」や「わたし犬」などの新作落語の雄として捉えている人も多いでしょう。

それはもちろん間違いではないのですが、ぼくのように40年近く前からパソコンでゲームをしてきた人にとっての三遊亭円丈といえば、それはもうPCゲーマー落語家なのです。

パソコン雑誌『Oh!FM』に「円丈の言いたい放題」、パソコンゲーム雑誌『ポプコム』にゲーム評「円丈のドラゴンスレイヤー」を連載していたこともありますが、やっぱり『サバッシュ』『サバッシュ2』というパソコンゲームのシステムとシナリオを手掛けたことがそのイメージを徹底させましたね(まぁ、最終的に『サバッシュ2』からは手を引きましたが…)。

口座にパソコンとモニターを持ち込むネタを作ったり、本当にパソコンとパソコンゲームが好きな方でした。

ぼくと三遊亭円丈

そんな三遊亭円丈さん、ぼくが初めて見たのは金鳥マットのCMですかね。確か阪神タイガースの掛布さんと共演していたような。あとはテレビで何か高座で話してたのは見たことがあるような。

ぼくにとっては、失礼ながらその程度のテレビタレントだったんですが、中学生になって88SRでパソコンゲームで遊びパソコンゲーム雑誌を舐めるように見るようになるといきなりぼくの可視範囲に復活してきたわけです。

特に『ポプコム』で連載していたゲーム評の「円丈のドラゴンスレイヤー」は師匠のパソコンゲームへの愛と知識がその文才で豊かに表現されて非常に面白く、単行本化した『ハマった!』は今でもぼくのバイブルのひとつです。

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ここで紹介している7冊のうちのひとつ。

そして『サバッシュ』。結構ハマって遊ばせていただきました。が、確かクリアはしてなかったような。円丈師匠が手がけたデザインが割と鬼畜でしたよね。

サバッシュ
(画像掲載元:サバッシュ | 配信ゲーム | プロジェクトEGG

しかし、当時としてはまだまだ斬新だったAIによるオートバトルや、キャンプでの稼ぎの分配、セーブがゲーム内通貨で有料、などなど意欲作といっていい作品でした。

それはそれとして、『サバッシュ』はホントに難しかった。今遊んだらクリアできるかしら。

最後に

そんなわけで、ぼくのようなPCゲーマーにとって三遊亭円丈と言えば落語家というよりPCゲームの伝道師みたいなカンジでしたよね。

そんな円丈さんが亡くなりました。向こうで思う存分『ダンジョンマスター』が遊べる環境であることを祈ります。

ぼくは『サバッシュ』を久しぶりにゆっくりと遊んで、追悼とさせていただくことにしましょう。