↑『ログイン』最終号
PCゲーム雑誌の最後の砦、ログインが休刊になってからも随分経ってしまいました(10年経った?)。日本ではPCゲーム市場がビックリするほど小さく小さくなってしまったので仕方ないところです。
しかし、昔は色々あったよね~、PCゲーム雑誌。ちょっと思い出すままに、思いつくままに思い出などを書いていこうと思います。
たくさんあったパソコンゲーム雑誌
PCマガジン
PC8801markⅡSRを親父が買ってからPCゲームを遊ぶようになり、はじめて買った雑誌は『PCマガジン』でした。その名のとおり、PC全般の雑誌で、PCゲームの専門誌ではありませんが、ゲームの売上げランキングに引かれて買ったのです。
そのゲーム売り上げランキングは「PC6001/6601」部門と「PC8001/8801」部門に別れてましたね。88ユーザーだったので、6系のほうはあまり見てなかったかな。これのおかげで「『ハイドライド』面白そうってなったんですよね。
あと、この雑誌にはRPGのプログラミングの連載があって、それを見てモンスターグラフィックを画面上に表示するプログラムを打って遊んでましたね。
ログイン
『ログイン』は当時からトップを走ってた感があります。膨大な広告とレビュー、そして名物バカ記事。どこを見ても面白かったです。そのテイストはこの雑誌の1コーナーだった『ファミ通』にも受け継がれて、こちらは現在も続いています(が、だいぶ変わったかな…)。
でも今考えるとレビューとか提灯が多かったような。あとやっぱり『ログイン』といえば『べーしっ君』ですよね!
すぽーん!なんと『べーしっ君 完全版』発売だって!ごさーん! - コバろぐ
コンプティーク
戦うゲームマガジン『コンプティーク』はシミュレーションの四谷博士と秋葉原くんの対決が面白かった!特に『維新の嵐』。それだけのために買ってました。
あとは『ロードス島』とかですかね、この雑誌は。
現在もあったりしますが、パソコンゲームの雑誌じゃなくなった模様(読んでない)。
マイコンBASICマガジン
略して『ベーマガ』は投稿されたゲームプログラムを打ち込んでタダでゲームを遊ぶのが目的……、ではなくて、なんといっても山下章さんの『チャレアベ』でしょう。
パソコンサンデーにも出演している山下章先生が色んなアドベンチャーゲームをネタバレしつつ(?)解いていく人気コーナーでした。友人と次に取り上げられるアドベンチャーゲームを予想したりしてた(意味ねー)。
ポプコム
『ポプコム』は、今では考えられないですけど、たまに特集でモンスター図鑑をやってて、その時は必ず買ってました。そんな企画がメインコーナーで出来たんですね、当時は。
そして『ポプコム』といえば三遊亭円丈師匠!連載記事『円丈のドラゴンスレイヤー』は、噺家ゲーマー、三遊亭円丈師匠のプレイレポートでした。
テクノポリス
『テクノポリス』はあのノリがちょっとイヤで、あんまり…。
印象に残ってるのはリプレイ漫画のコナンくらいでしょうか。表紙の絵といい、今なら一番売れるかもしれません。
Beep
『Beep』はゲーム全般で、ファミコンの記事とかも載ってたけど、当時は『ログイン』の次に好きな雑誌でした。4コマ漫画「ゲーム小僧」に投稿したこともあります。
光栄の『三國志』の全武将のデータを一覧にして1ページに入れ込んだり、ほとばしる情熱が感じられるコンテンツも多々ありました。
最後に
当時はこんなにPCゲーム雑誌があったんです。他にも広告だけのために買った『I/O』とかも買ってましたよ。
あの頃の熱気のまま、『ログイン』だけでも復活しないかなぁ、とか思ってるのはぼくだけじゃないハズ。
ま、あんな時代が戻ってくるわけもなく、この記事は要するにオッサンPCゲーマーの戯言なのでありました。